TILTA、新カメラスライダー「Hydra Arm Motorized Slider System」発売。さまざまな撮影シーンに対応

Hydra Arm Motorized Slider Systemの特徴

すぐにセッティングできるカメラスライダー

Hydra Arm Motorized Slider Systemは、衝撃吸収アームと電動レールのスライダーで構成されている。簡単に組み立てられるように設計されているので、必要なときに素早くセッティング可能。Hydra Arm Motorized Slider Systemは、3つに分解することができてコンパクトなケースに収納できる。重量は約50kgで持ち運びもしやすく、普通車に入るサイズなので、どんな撮影現場でも使用可能だ。

最適なパフォーマンスで、どんな状況でも撮影可能

Hydra Arm Motorized Slider Systemは、14.8Vのカメラバッテリー4つだけで動かすことができる。270Wh（18600mAh）バッテリー4個で、24時間の撮影が可能。電源に繋げて作動させることもできるため、バッテリー切れを心配せずに撮影できる。

また、航空宇宙用途向けのアルミニウム合金と304ステンレス鋼で作られていて、-30℃～50℃の環境下にも対応。そのため、風・雨・雪など、どんな天気でもどんな季節でも撮影することができる。

カメラスライダーの新しいスタイルを確立

カメラを移動するときは、無線もしくは有線でカメラスライダーを電動制御し、車内から遠隔操作して撮影可能ファームウェアのアップデートにも対応しているので、長期的に使い続けることができる。

カメラアームを動かす場合、最高点から最低点まで降下するのにかかる時間は、およそ4秒。0.45m/sというスピードで、電動スライダーを素早く操作できる。

高い互換性と統一感のあるデザイン

TILTAのHydra Arm Motorized Slider Systemは、主要ブランドのカメラアームやスタビライザーと互換性があり、さまざまな機材で撮影できる。

互換性のあるリモートヘッドは以下のとおり。

また、衝撃吸収アームの50mmSpeed Railを使用することで、Can-Am Maverick X3などの特殊車両にスライダーを取り付けることもできる。

Hydra Arm Motorized Slider System4つのこだわり

1. アームテンションスプリングによる衝撃吸収
   カメラアームには、ステディカムのアームテンションスプリング設計を採用。その結果、カメラのスライド移動や車の移動などによって生じるブレや振動を抑え、スムーズな映像を撮影できる。
2. さまざまなアングルで撮影可能
   エクステンションピースにより、さまざまなアングルでの撮影が可能。また、Movi XL 360 ジンバルヘッドと互換性がある。
3. 全天候にも対応したハニカムラバー衝撃吸収ヘッド
   カメラアームに新開発のハニカムラバー衝撃吸収ブロックを採用し、さまざまなブレや振動を低減。また、Hydra Arm Motorized Slider Systemは温度変化にも影響されず、どんな天候でも安定して撮影できる。
4. 自動車技術のオートダンピング
   カメラアームにオプションで、最先端の自動車技術から考案したオートダンピング機能を追加可能。自動的に振動を軽減してくれるので、よりスムーズな動画撮影が可能になる。

撮影状況に合わせて特別カスタマイズ

TILTAによる公式カスタマイズサービスが可能になり、マラソンやサイクリングなどの撮影シーンに合わせて、Hydra Arm Motorized Slider Systemをオーダーメイドする。

パッケージ内容