RED DIGITAL CINEMAは、「V-RAPTOR [X] 8K VV」と「V-RAPTOR XL [X] 8K VV」を、ロサンゼルスのワーナー・ブラザース・スタジオで6月7日~8日に開催されるCine Gear Expoで展示する。REDは、同大判グローバルシャッターシネマカメラを、Extended Highlightsや、バーチャルおよびライブプロダクション用のPhantom Trackを含む、グローバルビジョン一連のツールのデモンストレーションとともに紹介する。
RED Global Visionは、V-RAPTOR [X]およびV-RAPTOR XL [X]のグローバルシャッターセンサーを使用して、これまでにない機能を保有するという。RED Global Visionの、Extended Highlightsモードにより、優れたハイライトの色とディテールを見ることができ、制御不能な環境ではよりソフトで繊細なハイライトロールオフを実現し、全体的なダイナミックレンジは20ストップを超えるという。Phantom Trackのデュアルキャプチャは、GhostFrameまたはフレームリマッピングを採用するあらゆるバーチャルプロダクション環境を合理化し、1台のカメラで異なるシーン(R3Dクリップ)をキャプチャし、撮影現場でどちらのビューもライブモニタリングが可能。
RED DIGITAL CINEMAは、ミッドウェスト通り244番地のワーナー・ブラザースの敷地内で、同じニコングループのパートナーであるマーク・ロバーツ・モーション・コントロール社とともに展示を行う。
Cine Gear Expo来場者は以下のブースでもRED最新作を見ることができる。
- Astera
- Bit Part
- Cartoni
- Core SWX
- Creamsource
- Kino Flo
- Portkeys
- ROE Visual
- Stype
- Vocas
REDはまた、今年のCine Gear Expoで著名な撮影監督を招いて2つのディスカッションを開催する。
第一弾のテーマは「創造性を解き放つ」。
6月7日(現地時間午後4時45分)開催の「The Influence of Music Videos and Commercials(ミュージックビデオとコマーシャルの影響)」では、受賞歴のあるジェフ・クローネンウェス(ASC)、エリック・メッサーシュミット(ASC)、ウォーリー・フィスター(ASC, BSC, DGA)が登場。
続いて6月8日(現地時間午後2時45分)からは、監督兼DPのエリック・ブランコ、アリス・ブルックス(ASC)、マーカス・フェルデラー(ASC)、ポリー・モーガン(ASC、BSC)が、映画的世界の構築について探求する。
両パネルディスカッションは、REDのナイダ・オルブライト氏がモデレーターを務め、第12試写室で開催される。