キヤノンUSAは、EOS C500 Mark II、EOS C300 Mark III、EOS C70、EOS R5 C、XA75/70、XA65/60、VIXIA HF G70を含む、CINEMA EOSおよびプロフェッショナルカムコーダーラインの主要モデル向けの各種ファームウェアアップデートを発表した。2024年6月末に無償ダウンロードで提供される予定。
EOS C500 Mark II/ EOS C300 Mark III
- 「センサーモード」を搭載する。カメラボディの割り当て可能なボタンに設定可能で、フルサイズ、スーパー35mm、スーパー16mmのクロップモードを素早く切り替えが可能
- フォーカスガイドボックスにスタンダードとラージ(スタンダードの約2倍)の2つのサイズオプションを追加する
- メディアモードは、カメラの液晶画面に再生マーカーを表示する
-
EOS C300 Mark IIIカメラの改善:
・Cinema RAW Light HQ/ST/LT記録モードを追加
・カメラメニュー、割り当てボタン、対応リモコンから操作できるオートISO/ゲイン機能を追加
EOS C70/EOS R5 C
- C500 Mark II、C300 Mark IIIと同様のフォーカスガイド、再生マーカー機能を追加
- カメラ背面のセレクトダイヤルに、AF被写体選択、シャッター、アイリス、ISO/ゲイン、ホワイトバランスモードなどの機能を割り当てるオプションを追加
-
EOS R5 Cでは、以下の機能を追加:
・AF枠の太さを調整できるようになり、照明条件によっては見やすくなる
・ジョイスティックまたはセットボタンを押すことでAF位置をリセットする機能を搭載
・キヤノンのDUAL FISHEYEレンズでRAW VRコンテンツを撮影する場合、周辺光量と色収差の両方のデータを記録できるようになる。ファームウェアアップデート前よりもスムーズでさらに素晴らしいVRコンテンツに加工するのに役立つ
・2024年3月のR5ファームウェアアップデートによる新機能を搭載
XA75/70、XA65/60、VIXIA HF G70
- 録画中にオンスクリーンディスプレイ(OSD)で日付と時刻を表示するオプションを追加。記録中にホワイトバランスを変更可能