Matthewsは、新ブームアーム「Middle MAX Menace(以下:Middle MAX)」を発表した。Middle MAXは、汎用性が高く、簡単に使用できるサポートで、標準のカーゴバン内に完全に組み立てられた状態での移動を可能にし、ブーミング機能のニーズに応えるという。アカデミー技術賞を受賞したオリジナルのMAX Menace Armと同じ原理に基づき、イメージメーカーの間で増加している小型制作車両にも対応するように構築されている。
68kg(最大伸長時:36kg)の可搬重量を誇るMiddle MAXは、コンパクトなベースからライト、リフレクター、カメラ、ドレッシング・セットなどをほとんどの場所に設置できる。さらに、高さ5.49mまで伸長し、勾配下1.83mまで降ろすことが可能。Middle MAXは、天井に平行に3.66m伸ばした状態で、36kgのブームを可能にする。またコーナーにすっきりと納まり、標準的なウェイトプレート用のベースにしっかりと固定された2本の脚で重量を相殺するという。
移動の利便性を優先したMiddle MAXは、ハンドトラック・スタイルのステアリング・ハンドルと、スタジオの床や険しい地形を移動するための10インチ×3インチの特大耐パンク・タイヤを装備。セルフレベリングヘッドは、3つのロックオフまたは固定ポジション(ダウン/アップ/アウト)に対応し、セルフレベリング機能も備えている。Middle MAXは、一人のユーザーで安全にドリースタイルで移動できる。
閉じた状態でのベースが安定しているため、Middle MAXはケーブル、カーペット、亀裂、くぼみ、段差の上も簡単に移動できる。Middle MAXの積載高さはわずか162.5cmで、1トン車や同サイズの車に簡単に積載可能。