ニコンの子会社、株式会社ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の広角単焦点レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.4」を2024年7月19日に発売する。日本での予約販売受付は、6月28日10:00より開始する。希望小売価格はオープン、公式オンラインショップでの販売価格は税込104,500円。
NIKKOR Z 35mm f/1.4は、明るい開放F値1.4でありながら手の届きやすい価格を実現した広角単焦点レンズ。大きなボケを活かした柔らかい表現と被写体が際立つ立体感のある描写を気軽に楽しめるほか、広角35mmの画角で、風景やスナップ、人物・花・ペットなど、このレンズ1本で幅広いシーンや被写体の撮影が可能だという。
最短撮影距離0.27mを活かして、料理や花などの被写体に思いきって近づいた撮影ができ、背景を大きくぼかすことでメインの被写体をより強調した作品づくりが可能。開放F値1.4でありながら全長は約86.5mm、質量は約415gと「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」(2018年9月発売)に近いサイズ感を実現し、普段使いしやすく、出かける際にも気軽に持ち出してさっと撮影ができる。
さらに、NIKKOR Z レンズならではの高い光学性能により、色付きが少なく抜けが良いクリアな描写が可能。近距離の人物撮影での絞り開放では顔周りが柔らかでまつ毛は鮮明な描写になり、また風景撮影で絞り込むとシャープな描写になるため、撮影者の意図に合わせて表現をアレンジでき。
高いコストパフォーマンスで幅広いシーンに対応する広角単焦点レンズとして、これからさらに表現の幅を広げたい、より本格的な撮影に挑戦したいユーザーの撮影を強力にサポートするとしている。
主な特長
- 明るい開放F値1.4でありながら高いコストパフォーマンスを実現し、大きなボケで被写体が際立つ立体的な表現が楽しめる
- 全長約86.5mm、質量約415gで、気軽に持ち出すことができ、手持ち撮影時も快適
- 風景やスナップ、人物・花・ペットなど、幅広いシーンや被写体の撮影で使いやすい広角35mmの画角
- 被写体に近づいて背景を大きくぼかして印象的に映せる、最短撮影距離0.27m
- NIKKOR Z レンズならではの高い光学性能で、色付きが少なく抜けが良いクリアーな描写を実現
- 「STM(ステッピングモーター)」を採用し、高速・静粛なAF駆動を実現
- フォーカスブリージングの抑制に配慮した設計で、動画撮影に最適
- シーリングを随所に施し、防塵・防滴に配慮した設計
撮影サンプル
主な仕様
マウント | ニコン Z マウント |
焦点距離 | 35mm |
最大口径比 | 1:1.4 |
レンズ構成 | 9群11枚 |
画角 | 63°(撮像範囲FX)、44°(撮像範囲DX) |
寸法 | 約74.5mm(最大径)×86.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約415g |