Brompton Technologyは、187年の技術と創造性、そして他に類を見ないダイヤモンドの伝統を祝して、Tiffany&Co.が開催した最新のブランド展「Tiffany Wonder」で、LEDインスタレーションを担当したという。
Tiffany Wonderは、数百点に及ぶハウスのデザイン傑作の展示とビジュアルジャーニーを実現した没入型ショー。同展示会はBrompton TechnologyのLED処理技術によって実現された印象的なLEDインスタレーションで彩られたという。
東京の最も高い建物の一つである虎ノ門ヒルズステーションタワー内のTOKYO NODEギャラリーで開催された同展覧会では、AV+ICTスペシャリストのタケナカとシステムインテグレーションの専門家であるアークベンチャーズ、いずれもシムニティグループの一員が、Tiffany&Co.と協力し、10部屋からなる展覧会のうち3つの部屋に高級LEDウォールを設置した。
「Breakfast at Tiffany’s」ルーム、「Wonder of Celebration」ルーム、そして「Diamond Kings」ルームには、それぞれROE Visual LEDパネルで構成されたLEDウォールが設置されており、これらはすべてBromptonのTesseraプロセッサーによって駆動された。
Breakfast at Tiffany’sルームには回転式の中央座席エリアがあり、3.5m×3mと3m×3mの2つのLEDスクリーンにROE RB1.2 LEDパネルが使用された。一方のスクリーンでは映画「ティファニーで朝食を」のビジュアルリキャップが、もう一方のスクリーンではティファニーのジュエリーが登場する他の映画の抜粋が映し出された。
Wonder of Celebrationルームには、54枚のROE RB1.9 LEDパネルで構成された5m×3mの曲面LEDウォールが設置された。
Diamond Kingsルームには、各1.5m×3mのサイズの4つのLEDスクリーンがあり、それぞれ18枚のROE RB1.2パネルで構成。全体のセットアップは、8台の4K Tessera SX40 LEDプロセッサーと11台のTessera XD 10Gデータ分配ユニットによって駆動され、シームレスな統合と優れたパフォーマンスを実現したという。
タケナカの代表取締役である武仲秀晃氏は、次のようにコメントしている。
武仲氏:このプロジェクトで、世界的に有名な企業であり、絶品のダイヤモンドと伝説的な傑作で知られるTiffany&Co.とコラボレーションできたことを大変嬉しく思います。
アークベンチャーズの仲間たちと協力し、高品質なLEDスクリーンと業界をリードするBromptonのLED処理技術を活用することで、Tiffanyの最新ブランド展にさらなる「輝き」と洗練さを提供することができました。
BromptonのAPACビジネス開発マネージャーであるルーク・ハーフォード氏は、次のようにコメントしている。
ルーク氏:タケナカがTiffany Wonder展でBromptonのTesseraプロセッサーを使用しているのを見て非常に嬉しく思います。ROE VisualのLEDパネルと共に、当社のLED処理技術がこの象徴的なブランドの187年にわたる無類のダイヤモンドクラフトマンシップを美しく展示する没入型のビジュアルを創り出しています。
Tiffany Wonderは2024年4月12日に東京のTOKYO NODEギャラリーで開催され、6月23日に閉会した。次回の展示会場については後日発表される予定。