Blackmagic Designは、Android用Blackmagic Camera 1.1を公開した。同社Webページにて、ダウンロード先を公開中。
同バージョンではHDMIモニタリングのサポートを追加し、撮影している映像を大きく表示して確認できるようになった。シーンをより詳細に確認できるようになり、フォーカス、露出、構図のチェックに役立つという。また、複数のモニターに表示することで、スタッフの誰もが映像を確認できるようになる。
さらに、カメラにフォーカス送りのコントロールが追加され、同じショット内でレンズのフォーカスを変更できるようになった。これにより、前景または後景の事前に設定した3つの焦点の間で徐々にフォーカスを合わせられ、異なる要素に視聴者の注意を移行させ、シーン内で強調する要素を変更できる。
Blackmagic CloudのOrganizationsへのメディアの直接同期にも対応し、ログイン時に、メディアの同期を行う先を自分の個人アカウントか、あるいは会社のアカウントから選択できるようになった。ワークフローがスピードアップする。
加えて、収録中に画面を暗くする機能、ノイズ除去の適用、収録したイメージのシャープニング、収録中およびモニタリング中の3D LUTの使用にも対応した。
このアップデートでは、サポートしているAndroidスマートフォンの数も増え、Xiaomi 13および14、OnePlus 11および12、Samsung Galaxy S21およびS22、Google Pixel 6、6 Pro、6aが追加された。