Blackmagic Designは、iOS用Blackmagic Camera 2.0を公開した。App Storeよりダウンロード可能。

同アップデートでは、複数のiPhoneを同時にリモートコントロールおよびモニタリングできる機能をサポートした。iPhoneをコントローラーとしてセットアップ可能で、Blackmagic Cameraを起動しているスマートフォンをケーブルまたはWiFiでネットワークに安全に接続できる。全カメラをマルチビューで表示できるため、それぞれ、またはすべてのカメラのズーム、フォーカス、ホワイトバランス、フレームレート、シャッターアングル、レンズの選択などをモニタリングおよびコントロール可能。すべてのカメラの同期もできるので、同時に収録を開始・停止できる。

このアップデートでは、Apple SiliconベースのiPad Proのサポートも追加するため、iPadをカメラまたはコントローラーとして使用できる。

iPadの画面はスマートフォンより大きいため、コントローラーとして使用すると、マルチビューで複数のカメラをモニタリングしやすく、最大9台のカメラを同時に表示可能。あるいは、各カメラをスクロールして表示することもできる。

さらに、iPhone 15 Proで100fpsのHDのサポートを追加した。「メディア」タブで複数のクリップを選択できる新しいオプションも追加され、これらを同時にコピー・削除できるようになった。この機能により、ワークフローがスピードアップし、すばやく簡単にスペースを空けたり、外付けドライブにクリップをコピーできるようになる。