株式会社システムファイブは、同社が取り扱うHollylandのライブストリーミングカメラ新製品「VenusLiv V2」を2024年8月22日に発売する。希望小売価格は税込164,999円。
東京・半蔵門のPROGEAR半蔵門ショールームでは、実機を展示している。
特長
ライブ配信がこれまで以上に簡単に
カメラ本体にプリインストールされたライブストリーミングアプリにより、カメラから直接、ワンタップでストリーミングを開始できる。TikTok、Instagram、Facebook、Shopeeなどの人気プラットフォームに対応している。
RTMPストリーミングでより多くのオーディエンスにリーチ
プリインストールされていないプラットフォームでも、RTMPストリーミング機能を使って配信可能。QRコードスキャンでストリーミングURLとキーを入力、保存してプラットフォームを登録。そのアイコンをタップすることで簡単にライブストリーミングを開始できる。また、RTMPを使って同時に2つのプラットフォームに配信ができるので、より多くの視聴者層にリーチできるという。
UVCストリーミングでPCからもライブ配信
UVC(USB Video Class)規格をサポートしており、VenusLiv V2をUSBケーブルで接続して、PC経由のストリーミングにも対応。また、キャプチャカード機能を内蔵しており、セットアップが簡単で効率的にできる。
常時接続で安定したライブストリーミング
Wi-Fi接続とイーサネット接続の両方に対応。イーサネットケーブルを使用した有線接続で、スマートフォンより安定したライブストリーミングを実現する。
高画質でライブ配信を変える4Kカメラ
VenusLiv V2は、開放F値1.2、視野角80°、最短撮影距離0.5m、エッジ歪曲1%未満の高品質4K対応レンズを搭載。高精細な映像で、細部まで鮮明なリアルなポートレート撮影が可能だとしている。12メガピクセルの有効画素数を十分に活かして、最高4K30Pのストリーミングが可能。
独自開発の処理アルゴリズムで高品位スムーズなライブストリーミング
Hollylandが独自に開発したカメラ処理アルゴリズムと、VenusLiv V2の高性能CPUおよびISP(画像処理プロセッサ)を組み合わせることで、画質、鮮明さ、色再現性を高めながら、スムーズなライブ配信を実現する。
最大6倍ズームで細部を映し出す
光学3倍ズームとデジタル2倍ズームを組み合わせた6倍ズーム機能により、映したい部分を鮮明に撮影できる。ズーム操作はタッチスクリーンとズームリングの両方に対応している。
わずか0.08秒。瞬時にオートフォーカス
像面位相差検出方式とコントラスト検出方式を組み合わせたハイブリッドAFを搭載し、わずか0.08秒の超高速AFを実現する。被写体を継続的に追尾し、リアルタイムで正確にフォーカス調整できるため、常にシャープでクリアな映像を撮影を可能にする。
オーディエンスを惹きつけるライブストリーミング機能
- グリーンスクリーン:グリーンバック画像を利用することで背景を簡単に除去し、バーチャル背景を合成
- 画像オーバーレイ:魅力的なモーショングラフィックスや画像をカメラ映像に直接オーバーレイし、ライブストリームのビジュアルを簡単に強化
- プリセット照明モード:プリセットされた照明シーンモード(オート、2-Point、3-Point)を使うことでライブ配信ルームの照明設定を簡素化
- カラーコレクションマジック:特定の色を素早く調整できるRGBカーブ機能を搭載。画面上の色調を独立して調整し、顔色や肌の色合いを微調整することで、背景や製品の色を保ちながら、配信中の肌をより自然で明るく見せる
- ことができる ビューティールックプリセット:顔認識システムで人間の顔を自動的に認識し、肌を自然に美しく見せるように調整するプリセット機能を搭載
使いやすいカメラプラットフォーム「HollyOS」
VenusLiv V2は、HollyOSソフトウェアシステムを搭載。アップグレードされたUIは、直感的で魅力的なデザインを提供し、ナビゲーションや効率を向上させます。、ユーザーエクスペリエンス、および全体的な効率を向上させます。露出補正やISO、ホワイトバランス、絞りなどのプロレベル機能を簡単にマスターできる。
複数のカスタムシーンを素早く切り替え
ISO、シャープネス、シャッタースピード、ホワイトバランス、ズームなど、よく使うシナリオの設定をカスタム登録できる。シーンに合わせた撮影設定をワンタップで素早く切り替えることができ、プロレベルの映像効果を得られる。
180°回転可能なFHD 5インチLCDタッチスクリーン
180°回転可能で、FHD相当(1080x1920px)の解像度を持つ5インチ液晶タッチスクリーンを搭載。このタッチスクリーンは、工業用グレードのCalMANカラーマネジメントソフトウェアで調整されており、正確な色再現が可能だという。撮影時のリアルタイムモニタリングだけでなく、ホストに向けて反転させることでオーディエンスのコメントやシーンの状況を確認する際にも利用できる。
横向き・縦向き、どちらにも対応
横向きおよび縦向きのライブストリーミングおよび録画をサポート。カメラの底部および側面に1/4インチのネジ穴があり、ビデオプラットフォームの視聴者層にあわせた縦、横の画面切り替えに対応可能。内蔵の3Dジャイロスコープにより、カメラの縦、横の回転に合わせてUIを同期させ、より柔軟なモニタリングと操作を可能とする。Bluetoothでフルリモートコントロール
Bluetoothキーボードを使用して、ライブストリーミングのセッションを簡単に制御。カスタムシーンの切り替え、ズームインおよびズームアウト操作、オーバーレイの追加、グリーンバック画像の背景除去およびバーチャル背景の合成などをワンタッチで行える。
24時間365日、中断のないストリーミング
先進的な航空宇宙グレードの放熱システムを搭載しており、スムーズで途切れのないストリーミングを実現する。オーバーヒートによるフレーム落ちや予期せぬシャットダウンといったリスクを防ぎ、最適なパフォーマンスを維持する。また、NP-Fシリーズ互換の外部バッテリーやDC電源に対応しているため、屋内外問わず連続してストリーミングが可能。
豊富なオーディオおよびビデオポート
独立したUSB-Cポートがあり、Larkシリーズのワイヤレスマイクを簡単に接続して、クリアなデジタルオーディオを提供する。また、3.5mmミニジャック、HDMI出力、SDカードスロット、DC入力など、さまざまなポートを備えており、幅広いデバイスに対応している。
サウンドカード内蔵、簡単迅速オーディオ調整
内蔵サウンドカードが搭載されており、高・中・低のリバーブやその他のサウンドエフェクトを素早く簡単に調整できる。将来的に予定されているシステムアップグレードを通じてさまざまなサウンドリバーブを追加可能。映像とオーディオが一体となった体験を実現する。
従来モデルV1からの主な進化ポイント
- ライブストリーミングアプリのプリインストール
- RTMPマルチプラットフォーム配信対応
- カラーコレクションマジック、美肌機能、オーバーレイ、グリーンバック等の機能強化
- HDMI出力、4K60P対応
- 本体放熱機構の強化
仕様
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 シリーズ |
撮像素子 | ソニー製 1/2インチCMOSセンサー |
画素数 | 1,200万画素 |
レンズ | 焦点距離:f=4.4~13.0mm(35mm換算値で24~70mm ※カメラLCD表示の35mm換算値 22~62mm) F値:F1.2~F2.0 最短撮影距離:50cm |
FOV | 80°(水平) 46°(垂直) |
ズーム倍率 | 光学ズーム:2.8倍(カメラLCD表示の35mm換算値 22~62mm相当) デジタルズーム:2.0倍(カメラLCD表示の35mm換算値 62~125mm相当) 光学、デジタルズーム併用:5.7倍(カメラLCD表示の35mm換算値 22~125mm相当) |
フォーカス | ファストハイブリッドフォーカス |
質量 | 約1,000g |
寸法(L×W×H) | 178×99.7×94.8mm |
消費電力 | 15W以下 |
電圧 | DC 12V |
無線 | Wi-Fi 2.4 GHz/5GHz、Bluetooth 5.1 |
動作温度 | -10℃~40℃ |
液晶画面 | 5インチタッチスクリーン 解像度:1080×1920pixel |
バッテリー | ソニーNP-Fバッテリーマウント互換 |
インターフェース | DC電源/3.5mm オーディオ出力/HDMI出力/SDカードスロット/USB-C 3.1(UVC用)/USB-C 2.0(マイク用)/USB-A 3.0/有線LANポート(1Gbps) |