株式会社朋栄は、MXFクリップサーバー「MBP-210VS」を7月から出荷している。希望小売価は税込み3,300,000円。
MBP-210VSは、HD-SDI信号とソニーXDCAM互換のMXFファイルとの相互変換が可能なクリップサーバーだ。1RUの筐体にリダンダント電源とハードウェアコーデックを内蔵しており、安定した運用が可能。コーデックは、XDCAM HD 25Mbps(CBR)、35Mbps(VBR)、XDCAM HD422 50 Mbps (CBR)のエンコード/デコードに対応している。
標準のポン出しソフトウェアMCS-MBPPONを使用することで、収録1ch+再生2chのクリップサーバーとして使用できるほか、専用ツールを使用して収録2ch、再生4chのクリップサーバーとして切り替えて使用できる。外部XDCAMドライブを接続することにより、1系統のダイレクト再生にも対応する。
システム領域とデータ記録可能領域にはそれぞれSSDを採用。データ記録可能領域は、2台の800GB SSDをRAID0で構成し、XDCAM HD422 50Mbpsコーデック時に約55時間の映像収録が可能。エンベデッドオーディオやアンシラリータイムコードにも対応している。