Tokina Cinemaは、フルサイズセンサーに対応する最新のVistaレンズ「Cinema Vista 100mm T2.9 Macro」を発表した。同レンズは、優れた性能を持つ1:1マクロレンズ。人物や物体のクローズアップ撮影における複雑なディテールの描写に最適で、最短撮影距離は30cm。46.7mmという広い画角を持ち、フルフレームセンサーやビスタビジョンセンサー、さらに大型のセンサーも容易にカバーする。強いこだわりを持つ撮影者のために設計された同レンズは、現在のセンサーの解像度を超える優れた画像性能を備えており、カメラセンサーが向上しても、その有用性が保証されるという。
Cinema Vista 100mm T2.9 Macroのマクロレンズ機能は、従来の望遠レンズでクローズアップディオプターの使用による制限から撮影者を解放する。不要なエッジフォールオフを心配したり、位置を変更する際にジオプター値を変更する時間のロスを心配する必要がないという。代わりに印象的なフラットフィールド画像を提供し、フレーム全体にわたって鮮明さと正確さを維持するという。また、TストップがT2.9と高速で、レンズブリージングを最小限に抑え、9枚羽根のアイリスを採用し、より滑らかなボケ味を実現する。
Tokina Cinemaは、オリジナルのTokina Cinema AT-X 100mm T2.9 Macroが多くの映画制作で幅広く使用されるなど、長年にわたりマクロレンズの名手とされてきたという。新しいCinema Vista 100mm T2.9 Macroレンズは美しいデザインと構造で、日本の優れたレンズメーカーによる製造であることを証明している。
他のTokina Vistaレンズと同様に、PL、キヤノンEF、ソニーEまたはMFTマウントオプションと交換可能なレンズマウントを備えている。
Cinema Vista 100mm T2.9 Macroの価格と入手方法は、近日発表される予定。