ATOMOS、「Ninja Phone」の無料機能拡張を発表。iPhone 16/Pro/Pro MaxやiPad Pro 11/13をサポート

ATOMOSは、2024年9月13日~16日にアムステルダムにて開催されるIBC2024の同社ブース(ブース番号:11.D25)において、Ninja Phoneのメジャー機能アップデートを発表した。同アップデートには、4Kおよび4K DCI Apple ProRes収録、モニタリング、10-bit H.265ストリーミングおよび再生、frame.ioへのダイレクトエクスポート、AppleのiPad Proシリーズのサポートが含まれる。

Ninja Phoneは、プロ仕様のカメラやレンズをHDMI経由でiPhone 15/16 ProまたはPro Max、そして新たにiPad Proに接続し、10-bit ProResまたはH.265 10-bitで直接記録する。IBC2024プレビューされた今後の無償ファームウェア・アップデートにより、すべてのNinja Phoneユーザーは4Kp 24/25/30および4K DCI 24/25/30を録画・再生できるようになるという。

ATOMOS、「Ninja Phone」の無料機能拡張を発表。iPhone 16/Pro/Pro MaxやiPad Pro 11/13をサポート

ATOMOS のCEOのジェロミー・ヤング氏は、次のようにコメントしている。

ヤング氏:Ninja Phoneは、4K 10-bit ProResとH.265を録画し、同時に4Kでストリーミングすることができます。

このようなことができる製品は他にはありません。このアップデートは既存ユーザーも新規ユーザーも全て無料です。

Ninja Phoneは、オプションのNinja Phone用延長ブラケットを11インチと13インチのiPad Proに取り付けることで、iPad Proをハイスペックなオンカメラ、業界をリードするP3 1600nitリファレンスモニターに変身させることができる。

ヤング氏:Appleとの協業は、ATOMOSのDNAの中に息づいているものです。

Aシリーズのチップセット、高品質XDR OLEDスクリーン、そして世界有数の写真・ビデオカメラメーカーのProResが持つ非常識なパワーを引き出すことができ、大変光栄に思っています。

Appleデバイスのパワーでの、カメラコントロール、オートフォーカス、すべての主要ソーシャルプラットフォームへの4K 10-bit HDRストリーミングを含むアップグレードでNinja Phoneを強化していきます。本当にとてもエキサイティングです。

Adobe frame.ioを使ったライブカメラのクラウド化は、Ninja Phone向けにリリースされたダイレクトエクスポートによる大きな機能強化だという。同新機能をサポートするため、AdobeはNinja Phoneを購入するとframe.io V4ベータ版を3ヶ月間無料で利用できることを発表した。同オファーはframe.ioの新規アカウントに適用される。