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株式会社タムロンは、映像制作をサポートするタムロン独自のAndroid OS搭載スマートフォン/タブレット専用アプリケーション「TAMRON Lens Utility Mobile」をアップデートした。

今回、映像制作では欠かせないフォーカスワークの技術を実用的・簡易的にサポートするTAMRON Lens Utility Mobile専用機能DFF(Digital Follow Focus)に新機能FCマーカー(フォーカスマーカー)とFCイーズ(フォーカスイーズ)を追加することで、使い勝手が向上したという。

スマートフォン/タブレット用対応OSはAndroid 6-14。ソフトウェアのバージョンは、現在公開しているVer.3.0からVer.4.0となった。

Ver.4.0概要

TAMRON Lens Utility Mobile Ver.3.0で、映像制作現場でフォーカスワークの要となるフォローフォーカスの機能を簡易にスマートフォン/タブレットの画面上で再現出来るよう、DFF機能を追加。今回のTAMRON Lens Utility Mobile Ver.4.0では、更なるフォーカスワークを楽しめるよう、DFF機能の中に、新機能FCマーカーとFCイーズを追加した。

フォーカシング(ピント送り)による演出がより手軽にできるようになり、フォーカシングに自分が意図した動きを吹き込むことができる。

Ver.4.0 DFF内追加機能

FCマーカー(フォーカスマーカー)

DFF画面上のフォーカスリングにマーカーを設定することで、任意のマーカーへフォーカス移動が可能。マーカーへのフォーカス移動は画面上での指の動き、または自動を選択できる。

自動でマーカー間をフォーカス移動させる際は、任意の時間設定をすることで、撮影者の意図した精度のよいフォーカスワークが可能となる。

FCイーズ(フォーカスイーズ)

マーカー機能使用時、フォーカシングに緩急効果をもたらす。イーズを設定することで、自動でのフォーカスの動き出しと終わりに緩急をつけられる。数値によって緩急の効果が異なる。