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レイクプラッツは、同社取り扱いブランド「H&Y Filters」からUSBレンズヒーター事務局が特許を所有するヒーティング機構搭載の角型フィルターホルダー「Swift マグネティック100mm ヒーティングホルダー」を発売した。同社公式ストアでの販売価格は以下の通り。
- Swift マグネティック 100mm ヒーティングホルダー:税込69,800円
・H&Y Swift マグネティック ヒーティングホルダー(Swift マグネティック 100mmフィルターホルダー+ヒーター組込済み品)
・Swift マグネティック ヒーティングホルダー専用温度コントローラー
・USBレンズヒーター
- ヒーティングホルダースターターセット
(フィルター径62~95mm対応):税込98,010円
(NIKKOR Z 14-24mm、ソニーFE14mm対応アダプター付):税込94,734円 - ヒーティングホルダーベーシックセット
(フィルター径62~95mm対応):税込143,317円
(NIKKOR Z 14-24mm、ソニーFE14mm対応アダプター付):税込140,114円
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ベースとなる角型フィルターホルダーが、「KシリーズMarkIIホルダー」から「H&Yレボリングスイフトシステム」用に変更されることで、H&Yのフル・マグネットシステムでさらに素早いセッティングを実現。
星空写真家・タイムラプスクリエイターの成澤広幸氏が監修に加わり、以前からヒーター付きフィルターホルダーを文字通り活用している同氏の経験をフィードバック。より現場に即したモデルに進化している。特に遮光板については、同氏のこだわりが反映されているという。
遮光板の改善
- 熱伝導率の向上により、安定した稼働
- 星空写真撮影時における車のヘッドライトや自動販売機等、後方からの強い有害光線をカットするフレアカッターとして強力に機能。計算外の光線カブリ・色カブリを防ぎ、トラブル防止と画質向上に寄与
- 遮光板上部は短めにし、角型マグネットフィルターの着脱性を損ねないよう設計
電源としてモバイルバッテリーを使用する。Anker社製のモバイルバッテリーにて動作確認している。PowerIQ搭載バッテリーにも対応。約-10℃での動作テストを霧ヶ峰高原等の寒冷地にて行っており、夜露や霜、結露・凍結がないことを確認しているという。
ヒーター付きフィルターホルダーは冬に使うイメージが先行しているが、実際には星空写真撮影時の夜露や霜でのフィルター曇り対策として主に使用され、水辺や霧の発生するような場所ではオールシーズンで活躍するという。
また、レンズ鏡胴の先端部に巻き付けて装着できる、ワイヤータイプのUSBレンズヒーターも付属する。ヒーター付きフィルターホルダーの補助用として使用できる。すぐに加熱が始まり、信頼性の高い国産ヒーターとして定評があるとしている。
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レンズへの装着方法
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基本的に星景撮影やタイムラプス撮影では、レボリングスイフトシステムの中でも、ケラレの発生が少ないねじ込み式マグネティックアダプターやレンズ専用アダプターをお勧めとしている。
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レボリング一体型フィルターとの併用も可能としている。
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