Schneider-Kreuznach APO-Componon 45mm F4.0「Mマウント改」発売。高精度産業レンズをMマウントで楽しむ改造レンズメイン写真

焦点工房は、改造レンズ「Schneider-Kreuznach APO-Componon 45mm F4.0」ライカMマウントを同社オンラインストアより数量限定で発売する。販売価格は税込96,900円。

シュナイダー社(ドイツ)製の産業用レンズ「APO-Componon 4.0/45-0007 V-Mount Macro」を、Mマウントに改造した数量限定の希少なレンズ。滑らかに動作する質感の高い金属鏡筒と、産業用途の高い基準を満たした光学性能を楽しめるという。

優れた近接撮影性能

改造に使用された「APO-Componon 4.0/45」は、マシンビジョン、プリント基板検査、液晶・有機ELディスプレイの検査などで使用される高解像度の産業用レンズ。従来のレンズは撮影倍率の上昇に伴い光学性能の低下が見られるのに対し、本レンズは撮影倍率1:20から1:1の近接撮影で高い描写性能を発揮するように設計・補正されている。

アポクロマート設計

アポクロマート設計を採用することにより、画面周辺部まで高い解像力と正確な色表現を実現。

高品質な鏡筒

焦点工房(SHOTENブランド)の提携工場の中でも、特に品質に定評のあるOEM工場で、鏡筒の製造とカスタマイズを施工。加工精度の高さが際立つシルバーの金属鏡筒は、滑らかな操作感とともにクラシックで洗練された外観を備え、所有する悦びを感じさせるという。

中判センサーもカバー

シュナイダー社が公開している APO-Componon 4.0/45 のイメージサークルは 43.2mmと発表しているが、富士フイルムGFXシリーズやHasselblad Xシリーズの44×33中判センサーでもケラレを気にせず使用できるという。

仕様

  • 対応マウント:ライカM
  • 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ(イメージサークル:43.2mm)
  • 焦点距離:46.5mm
  • フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型
  • 絞り:F4-F22
  • 絞り羽根:5枚
  • 最短撮影距離:0.7m
  • フィルター径:40.5mm
  • サイズ:約Φ53×47mm
  • 質量:約174g

サンプルフォト

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