ソニーは、PTZオートフレーミングカメラ「SRG-A40」「SRG-A12」のファームウェア Ver. 3.0を2025年7月にリリースする予定だ。このアップデートにより、AIによる自動撮影をさらに進化させる「追尾範囲の設定」、「固定画角ポジション」、「目線空け効果」、「構図プリセット」といった機能に対応するという。
進化したAIによる自動撮影
追尾範囲
PTZオートフレーミング機能を実行する範囲を設定することができ、被写体が設定範囲から出ると、画角はホームポジションに戻る。追尾範囲を設定することにより、意図しない被写体を除外することもできる。
固定画角ポジション
人物の追尾とフォーカスしたい画角を自動で切り替えて撮影できる。設定した固定画角ポジションに被写体が入ると、PTZオートフレーミングは一時停止し、設定したポジションへ自動で移動し保持する。
目線空け効果
被写体の視線方向に空間ができるよう、自然に構図を調整する。空間の量は3段階で調整可能。
構図プリセット
PTZオートフレーミング用に3つの構図を登録・呼び出しできる。ボタン1・2・3には、「全身」、「上半身」、「クローズアップ」がデフォルトで登録。付属の赤外線リモコンのアサイナブルボタンを使って、構図を呼び出すことができる。