Angelbird 「AV PRO SE CFexpress B v4 MK2」発売。SEシリーズがCFexpress 4.0にアップデートメイン写真

銀座十字屋ディリゲント事業部は、プロフェッショナル向け記録メディアを設計・製造するAngelbird TechnologiesのCFexpress 4.0 Type Bカード「AV PRO SE CFexpress B v4」を2025年2月20日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は以下の通り。

  • AV PRO SE CFexpress B v4 512GB:税込34,800円
  • AV PRO SE CFexpress B v4 1TB:税込56,800円
  • AV PRO SE CFexpress B v4 2TB:税込113,800円
  • AV PRO SE CFexpress B v4 4TB:税込226,800円

本製品は、最先端のCFexpress 4.0テクノロジーを採用し、スタンダード・エディション(SE)の新たな基準を確立する安定性と高速性能を備えている。静止画撮影から映画制作まで幅広いワークフローに対応する、512GBから4TBまでの4つの容量モデルをラインナップする。

安定性とパフォーマンスの融合

Angelbirdは、単なる最大速度の追求ではなく、制作のあらゆる過程で安定したパフォーマンスを提供することを重視。独自のStableStreamテクノロジーを搭載し、カード全容量にわたって安定した記録性能を提供する。持続書込速度は最大3,150MB/s(容量モデルにより異なる)に達し、従来のCFexpress 2.0 Type Bカードと比較して2倍の転送速度を実現。撮影からポストプロダクションまで、クリエイターに最高レベルの信頼性をもたらすとしている。

先端のCFexpress v4(4.0) Type B テクノロジー

次世代規格であるCFexpress 4.0に準拠し、従来モデルと比較して大幅な転送速度向上を実現。PCIe 4.0インターフェースを採用し、撮影時のデータ記録をよりスムーズに行い、ポストプロダクションでの転送時間を短縮する。

大容量データ処理に最適

最大12K+RAWの超高解像度動画撮影に対応。スポーツや野生動物撮影など、高速連写が求められるシーンでもバッファの制限を気にせず連続撮影ができる。データ負荷の高いワークフローでも、スムーズな作業を可能にする。

Stable Stream テクノロジー搭載

Angelbird独自のStable Streamテクノロジーにより、カード全容量にわたり一貫した読込・書込性能を維持する。長時間の連続録画や高速データ転送時も速度低下を防ぎ、撮影から編集までスムーズなワークフローを実現する。

適応型温度管理機能

高速記録時に発生する熱を効率的に管理し、カードの過熱を防止する。極端な環境下でも安定動作を維持し、安全性を確保する。データ損傷や記録フレーム欠損のリスクを低減し、重要なコンテンツを保護する。

過酷な環境下での高耐久性

動作温度範囲は-12°C~72°Cに対応している。寒冷地での野外撮影や高温環境でのドキュメンタリー制作など、厳しい条件下でも安定した性能を維持する。耐衝撃性、防塵・防滴性能も備え、過酷な環境でも安心して使用できる。

幅広い互換性

ファームウェアアップデートによる将来的な拡張性を備え、新型カメラや最新の映像コーデックにも柔軟に対応する。CFexpress 2.0規格との下位互換性も確保しており、既存のCFexpress 2.0対応カメラでも使用可能である(2.0規格のカメラでは、2.0規格に準拠したパフォーマンスとなる)。既存の機材を活かしつつ、新型カメラや最新の映像コーデックに適応できる設計となっており、スムーズな世代移行に備えることができる。