Wanderlust、TOKYO MXと提携しAIを活用した 自動動画編集プロジェクトを始動

東京大学「松尾研発スタートアップ」である株式会社Wanderlustは、東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(以下:TOKYO MX)と提携し、AIと自動動画編集技術を活用した業務効率化プロジェクトのスタートを発表した。

同プロジェクトでは、放送業界の動画関連業務をAIなどの先進技術によって効率化し、制作プロセスの最適化を目指す。第一弾として、AIと自動動画編集技術を活用したテレビ番組の縦型ショート動画作成システムを開発した。

プロジェクト概要

同プロジェクトでは、Wanderlustの最先端AI技術を活用し、放送業界の動画制作業務を効率化するツールを開発。編集作業の負担を軽減し、誰でも簡単に高品質なショート動画を作成できる仕組みを構築したという。

縦型ショート動画作成システムの特徴

タイムスタンプを活用した自動編集

編集者が設定したタイムスタンプに基づき、クリップを自動で切り出し。さらに、事前に用意したテンプレートに適用することで、SNSや動画プラットフォーム向けの最適なフォーマットへ即座に変換可能。専用ソフトや高度な編集スキルが不要なため、誰でも簡単にショート動画を作成可能だとしている。

AIによる自動テキスト生成

AIが動画の内容を解析し、自動でテキストを生成。さらに、複数の候補を提示し、最適なものを選択できる機能も備えている。

今後の展望

WanderlustとTOKYO MXは、同プロジェクトを通じてAI技術の実用化を実践し、放送局業務の効率化を推進する。今後も両社は連携を深め、新たな技術革新とビジネスの成長を目指すとしている。