LightWave Digital、「LightWave 2025 プレリリース版アップグレード」発売。アニメ調表現が進化

LightWave 2025の主な新機能

RIPR

RiPR（Real-time Path Rendering：リアルタイムパス レンダリング）は、LightWave 3Dのビューポート内でリアルタイムのパストレーシング表示を可能にする、次世代のプレビュー専用プラグインだ。HDR ライティング環境下での作業に特化しており、滑らかかつインタラクティブなプレビュー表示を実現する。

NVIDIAの最新パストレーシングフレームワーク「OptiX 8.1.0」を採用し、CUDA対応のNVIDIA GPUによる高速なGPU処理により、物理的に正確なライティングやマテリアル表現をリアルタイムで確認できる。従来のツールと比較して最大30％の高速化を実現しており、快適な作業環境を提供する。

Toon Filter

Toon Filterは、セル画風やカートゥーン調のエッジ（輪郭線）の表現を高い柔軟性とスピードで実現する、高度なポストシェーディングツールだ。

Toon Filterを使えば、高速・高品質・自由度の高いライン表現により、印象的なビジュアルをスムーズに作り上げることができるという。

Pick-it

Pick-itは、Rhiggit（リギット）ベースのリグに最適化された、シンプルで効率的な関節選択ツールだ。肘や手首などの主要な関節にすばやくアクセスでき、複雑なレイヤーメニューを一つひとつ開く手間がなくなるという。

Step-it

Step-itは、キャラクターアニメーションに革新をもたらす自動ウォークサイクル編集ツールだ。LightWave 2024にて搭載されたリギングシステム「Rhiggit（リギット）」のNull/Deformリグと連携して動作する。標準的なキーフレームアニメーションとの高い互換性により、効率化と創造的な自由を同時に実現するとしている。

DP ツール

LightWave 3D 2025では、実績あるプラグイン集「DP Tools」が標準搭載された。これにより、様々な制作工程でのワークフローがより一層スムーズになる。