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株式会社レオフォトジャパンは、自然写真家の田中雅美氏がプロデュースした寒冷地仕様の自由雲台「HB-30」を2025年5月30日(金)に発売する。希望小売価格は税込39,600円。

HB-30は、グリス不使用で-40℃~60℃までの幅広い温度帯で使用できる。寒冷地で使用する際に、グリスが硬くなり操作性を損うことがないよう、各動作部にはグリスを不使用。寒冷地でもストレスなく使用できる。

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直上撮影や縦構図の写真撮影の際に用いられる切り欠き(ノッチ)の配置とメインボールのロックノブの位置関係を問わず使用が可能。これにより、スピーディーな構図決めや、雲台の固定の際には左右どちらの手でもストレスなく操作できるようになったという。

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寒冷地等で力を掛けにくい環境でも使用しやすいように各部を設計した。カメラの着脱はレバーロック方式を採用しスピーディーかつ、目視での確認も可能。雲台のメインボールの固定は力を掛けやすい楕円状の設計となっている。

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直販に限り数量限定で、自然写真家 田中雅美氏のサイン入りモデルが購入できる。

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自然写真家 田中雅美|プロフィール

1961年2月 埼玉県生まれ。中学生の時より写真に興味を持ち、18歳の時には自宅に暗室を建てカラー写真の現像とリバーサルフィルムの現像も始める。23歳の時、渓流でヤマセミと出会い、その時見た姿に魅了され以後12年間かけ撮影に没頭し写真集「山翡翠」を出版。撮影は主にカナダでは自然や野鳥オーロラを。国内では野鳥、月や太陽、風景の望遠撮影をライフワークとしている。2024年埼玉県狭山市より、狭山市の文化人として選ばれ芸術祭でオーロラを披露する。

HB-30発売にあたり、田中氏は次のようにコメントしている。

田中氏:オーロラ撮影や日本国内の厳冬期に撮影をしているとまず機能しなくなるのは、三脚や雲台だと思っています。寒さにより凍り付き、動作のほとんどがスムースではなくなります。

30年近く厳冬期に取材をしてきた自分に取って、冷え切った指でも操作が容易に行え確実に動く雲台が必要だと思いました。寒さに強い雲台が欲しい、確実に動作し、止まる雲台が欲しい。この思いをレオフォトさんに相談して5年以上経ちました。

そしてついに極寒地でも安心して使える雲台が完成しました。厚い手袋をしていても容易に操作ができ、寒さで固着しない雲台です。極寒地で繰り返しテストを行い、小さな修正も逃さず行いました。皆様に自信をもってお勧めできる雲台です。

仕様

耐荷重量 12kg
重量 460g
高さ 104mm
ボール径 30mm
三脚取付ベース径 54mm
クランプ操作種別 レバークランプ
付属プレート NP-50(アルカスイス互換)
三脚取付ネジ 3/8インチ(太ネジ)