
ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 20.0.1アップデートを発表した。同社ウェブサイトから無償でダウンロード可能。
今回のアップデートでは、複数のメディアプール内のクリップをタイムラインに追加する際のドラッグ&ドロップ処理が向上した。これにより、クリップがメディアプールと一致する正しい順でタイムラインに追加される。
DaVinci Resolve Studioにおいては、AI音楽エディターを使用して音楽トラックの長さを自動的に映像に合わせる際の、ビートマーカー検出が改善された。その結果、DaVinci Resolveが音楽を分析してビートマーカーを表示する際に、調整済みのトラックのマーカーが自動的に更新されて一致するようになった。これにより、ビートとの同期が維持されるので、より正確なカットが可能になる。
さらに、プロジェクトを再ロードする際にAI音楽エディターの全設定が保存されるようになったため、ステレオトラックなどのオーディオチャンネルが元々の構成通りに維持される。
また、FusionビューアにおけるOpenColorIOのサポートも強化され、ファイル変換やビューアLUTの方向指定の処理が改善された。これにより、ビューア更新がより安定し、変換方向の処理および複数ビューアLUTを重ねて使用する際の性能が向上した。

