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株式会社アスクは、同社が取り扱う台湾Areca社製RAIDカード「ARC-1689-8N」を2025年7月に発売する。

同製品は、PCI Express 5.0に対応し、最大8基のM.2 NVMe SSDを搭載可能なRAIDカードである。ビデオ編集、3Dレンダリング、科学技術計算など、要求の厳しいワークロードに対応した超高速ストレージ環境を構築できるとしている。

製品特徴

最大8基のM.2 NVMe SSDを搭載可能

1枚のカードに最大8基のM.2 NVMe SSDを搭載可能。PCI Express 5.0の高速バスに対応し、これまでにない超高速ストレージ環境を構築できる。

Broadcom社製の高性能PCI Expressスイッチチップを搭載

Broadcom社の高性能PCI Expressスイッチチップ「PEX89048」を搭載。PCI Express 5.0 x16の広帯域を最大限に活用し、接続された各M.2 NVMe SSDにPCI Express 5.0 x4の高速レーンを提供する。合計で最大帯域幅64GB/sという高いパフォーマンスを発揮する。

ブラウザベースの直感的な管理画面

ウェブブラウザ経由でアクセスできる管理画面により、RAIDアレイの構築、監視、管理を直感的に行うことができる。各SSDのステータスや温度監視、イベントログの出力など、システムの安定稼働を支える豊富な機能を提供し、万一の際のトラブルシューティングもスムーズだとしている。

製品仕様

フォームファクター 107.2(H)×262(L)mm
対応レーン PCI Express 5.0 x16
ポート数 M.2コネクタ×8
対応デバイス M.2 NVMe SSD(2280/22110)
コントローラ Broadcom PEX89048(Gen 5 48レーン、ハイパフォーマンスH/W RAIDエンジン)
データ転送速度 最大約60GB/s(メーカーテスト値)
対応RAID RAID 0,1,10, Single Disk(Single/Dual/Triple), JBOD
対応OS Windows 11/10、Windows Server 2025/2022/2019/2016、Linux(kernel 3.10以降)