Leofoto、固定力を強化した自由雲台「LH-47GR」発売。ギア一体型とフリクション機能でブレのない構図調整を実現

2025.08.04

株式会社ワイドトレードは、同社が取り扱う撮影機材ブランドLeofotoから、従来の製品と比べてさらに固定力が強いギア搭載自由雲台の新バリエーション「LH-47GR」を2025年8月22日に発売する。希望小売価格は税込81,840円。「LS-365C+LH-47GR」のセットは税込142,560円。

素早い構図決めと精密な調整が両立した自由雲台

ギア搭載自由雲台共通の特徴として、自由雲台側で素早く構図を決めた後、最終調整でギア操作が可能だ。ギア操作は上下と水平の2軸で行え、可動範囲はどちらも±10°となっている。

自由雲台にギア雲台G2を取り付けることで、ギア搭載自由雲台と近い使用感を実現することは可能である。しかし、本製品のようなギア搭載雲台は、取り外しができない完全固定とすることで操作ノブを1つ減らし、それにより誤操作やブレを減らすことができるとしている。

LH-47GRの自由雲台にはフリクション機能が搭載されている。ボールの動きにテンションを掛けることが可能で、ノブを締めることでメインボールロックノブを解除した際の急な緩みを緩和する。適度なテンションは構図の調整もサポートする。

コンパクトかつブレの少ないレンジャーシリーズ三脚「LS-365C」とのセット販売も同時に開始する。LS-365Cに付属のソフトケースにはLH-47GRを付けた状態では入らないという問題点も、セット販売であれば解消され、三脚に雲台を付けた状態での収納が可能だという。