株式会社フォトロンは、米AJA Video Systems, Inc.(以下:AJA)と日本国内におけるディストリビューター契約を締結し、日本国内のリセラー(販売代理店)各社向けにAJAのビデオインターフェイスや各種変換ソリューションの販売を2025年10月1日より開始する。
AJAは放送やオーディオといった業務用のエンターテインメント市場向けに高品質の変換デバイスからI/Oソリューション、デジタルレコーダーなど、幅広いソリューションを開発し、販売している。同社は創業以来映像技術とそれを支える規格の進歩に継続的に対応しているだけでなく、将来性のあるワークフローソリューションとともに標準規格を映像業界に常に提案し続けている最先端の企業である。
また医療分野における内視鏡映像のコンピューター入出力や色変換、教育分野における講義の配信といった用途にも同社製品は活用されている。
同社は長年、放送局やポストプロダクションといったエンターテインメント市場に向けて映像機器を輸入・開発し、それらをお客様の業務フローに最適な製品群・先進のシステムとしてまとめ上げ、付加価値の高い提案と導入支援ならびに導入後の運用サポートをおこなっている。
さらにフォトロングループとしては、企業、教育、医療市場に向けてのソリューション販売・サポートも手掛けており、国内販売の将来性とAJAが持つ品質と信頼性に着目し、ディストリビューター契約を締結することにしたという。
今回の契約により、同社は2025年10月1日から国内唯一のAJA製品ディストリビューターとしての活動を開始し、リセラー9社(2025年8月22日時点)を通じて製品を販売する。なお国内市場向けの各種プロモーション活動や日本語Webサイト運営、リセラー向け技術サポートについては同社がおこなう。
直近のプロモーション活動としては、2025年11月19日(水)からの3日間、幕張メッセで開催される展示会「Inter BEE 2025」に出展予定。ブースではAJAの各種ビデオソリューションを映像ワークフローに沿って紹介する予定である。さらに定期的な製品紹介のウェビナー開催も企画しているという。
同社は今回のディストリビューター契約によるAJA製品の提供を通じて、画像にこだわる会社として国内の業務用映像機器市場を引き続き強力にサポートしていくとしている。