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ニコンは、同社のRAW動画フォーマット「N-RAW」で撮影された映像を編集するための新たなLUT(ルックアップテーブル)、「RWG/Log3g10 to Rec2020/N-Log LUT Ver.1.00」の提供を開始した。同社ウェブサイトのダウンロードページから入手可能。

このLUTは、階調モードを「N-Log」に設定して撮影したN-RAWデータを、特定の編集ソフトウェアで開いた際のカラーマネジメントを補助するものだ。

2025年10月現在、Adobe Premiere Pro(Beta)などのソフトウェアでN-RAWを開くと、RED Wide Gamut(RWG)/Log3G10が適用される。

今回提供されたLUTを適用することで、これを本来の収録意図である「Rec.2020/N-Log」に正しく変換できる。なお、このLUTはRED製カメラで撮影したR3DファイルをN-Logとして変換するためのものではないとしている。

提供されるLUTは、処理精度の異なる65点版と33点版の2種類。同社は65点版の使用を推奨しているが、使用環境に応じて33点版を選択できる。

動作確認はAdobe Premiere Pro(Beta)で行われているが、ニコンが推奨または動作を保証するものではないとしている。