パナソニック コネクト、Inter BEE 2025でフルクラウド化による映像制作モデル提案へ。IP・自動化製品群を展示

2025年の展示のポイント

背景

近年、映像コンテンツ市場が拡大する一方、労働人口の減少や業務の属人化など、映像制作業界は多くの課題を抱えているという。このような背景から、パナソニック コネクトは、限られたリソースでより良いコンテンツを生み出すため、業務効率化とクオリティ向上を両立する持続可能な制作環境が求められると考えているとしている。

パナソニック コネクトブースの見どころ

パナソニック コネクトは、「人や環境に制約されないワークフローで映像コンテンツの価値向上」を実現するための2つのアプローチをInter BEEで紹介する。

メインステージ「フルクラウド化による新たな映像制作モデルの提案」

報道サブシステムの「フルクラウド化」によるニュース番組制作のデモンストレーションを行う。「東京2025デフリンピック」の競技会場と中継し、字幕や手話などのアクセシビリティを充実させたニュース番組を制作する。クラウド上でのリモートアクセスにより、場所に制約されない運用や災害時のサポート体制など、持続可能な事業運営を提案する。

IP化・自動化による業務効率化と映像表現手法の拡充を実現する製品群の展示

世界初のオートフォーカス機能を搭載した4KスタジオカメラAK-UCX100や、新開発の4KマルチパーパスカメラAK-UBX100、操作性を向上させたリモートカメラコントローラーAW-RP200GJ、ソフトウェアベースの画質調整プラグイン、AIを活用した広告審査サポートサービスなどを新たに出展する。

加えて、グローバルシェアNo.1のリモートカメララインアップや、国内初展示のメモリーカード・カメラレコーダーAG-CX370/AG-CX20、ミラーレス一眼カメラLUMIX DC-S1M2、DC-S9、DC-GH7など、幅広いカメラ製品群を展示する。また、映像制作プラットフォーム「KAIROS」（クラウド・オンプレミス）も展示。KAIROSクラウドは、東京2025デフリンピック公式YouTube配信でも使用される予定である。

その他、最新のスタジオライティング、2025年度から販売開始するシルキーファインミストなど、様々な現場を革新するソリューションを展示する。

Inter BEE 2025 概要