株式会社ケンコー・トキナーは、独シュナイダー・クロイツナッハ社とLK SAMYANG社のコラボの大口径標準ズーム「SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FE」を2025年11月21日(金)に発売する。同社オンラインストアでの販売価格は税込128,800円。
同製品は発売に先立ち、日本国内最大のメディア総合イベント「Inter BEE 2025」(2025年11月19日-21日・幕張メッセ)にて、タッチ&トライを実施する。
LK SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FEは、「クセノン」「スーパーアンギュロン」などの名レンズで知られるドイツSchneider-Kreuznach(シュナイダー・クロイツナッハ)社の光学技術と韓国LK SAMYANG社の高い製造技術のコラボにより登場した標準ズームである。重さはわずか494g。
同製品は、独シュナイダー・クロイツナッハ社と、LK SAMYANG社のダブルブランド商品である。
「万能オールインワン」 標準ズームレンズ
このレンズは、コンパクトなボディデザインを維持しながら、あらゆる場面で優れた性能を発揮する。24mmの広角から60mmの標準域をカバーするこちらのレンズは、日々の撮影に驚くべき光学性能を発揮するように設計されている。
風景、街並み、夜空、建築物、インテリア、ポートレートなど、美しい写真を撮影するのに最適だという。
「SUPER COMPACT & LIGHT」 革新的な494g
重量はわずか494gでありながら、ズーム全域で開放F2.8を実現。光学性能を犠牲にすることなく、重さによるストレスを軽減し撮影に集中することが可能だ。「SUPER COMPACT & LIGHT」が示す通り、持ち運びも気にすることなく様々な場所へ持っていくことができる。従来のモデルと比べてもコンパクトになっている。
「SUPER CLOSE-UP」 もっと近くに、もっと大胆に
「AF 24-60mm F2.8 FE」の最短撮影距離は広角域で0.18m、最大撮影倍率は0.27倍。望遠側でも0.32m、最大撮影倍率は0.25倍を実現した。
植物からテーブルフォトまで撮影場所も被写体も選ばない。「もう少し近づけたら…」そんな希望を実現可能にする。
F2.8がもたらす「美しいボケ」
AF 24-60mmは広角24mmから標準域60mmの全域を開放値F2.8で設計されている。これにより開放での撮影では美しいボケと浅い被写界深度を実現した。9枚羽根の円形絞りにより柔らかく丸みを帯びた表現を可能とし、被写体をクリーミーな美しいボケの中に際立たせることが可能となっている。ポートレートはもちろん、撮影者の表現を実現する万能レンズだ。
「SUPER-PRECISE」 静かで速い、正確なAF
SAMYANG独自のリニアステッピングモーターを搭載したこのレンズは、高速で静かなオートフォーカス性能を実現。かつ正確なピント追従により、動きの速い被写体でもシャープな画像が得られる。
信頼性を高める新技術
今回のモデルでは、撮影をサポートする新たなコーティングやフレームが採用されたほか、従来モデルから好評の機能も継承している。
ハイドロシールドコーティング
SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FEに新採用の「ハイドロシールドコーティング」は、撥水・撥油、ダストフリーのコートにより、ほこりや指紋、水滴による汚れを軽減。レンズ表面の清掃を容易にする。
高強度アルミニウムフレーム
新たに採用した高強度A60シリーズアルミニウム合金製フレームは、軽量でありながら、優れた耐久性と安定性を実現した。
F2.8から継承された機能
ユーザーフレンドリー
操作性に配慮した使いやすいフォーカスリングとズームリング、鏡筒側面にはAF/MFスイッチとカスタムボタンを装備しているため、撮影中であっても設定を瞬時に変更することができる。
USB経由でのファームウェアアップデートに対応
鏡筒にはUSB Type-Cポートが装備されており、直接USBケーブル経由でのシームレスなファームウェアアップデートや設定変更などをおこなうことが可能だ。
ウェザーシーリング
可動部各所には、水滴、小雨、雪、ホコリなどからレンズを保護するウェザーシーリングが採用されている。
※防塵・防滴性能を保証するものではない。