Bose Professionalは、2025年12月より新しい「DesignMax Luna DML88P」ペンダント型スピーカーの出荷を日本で開始することを発表した。市場想定価格は税込132,000円。
Lunaは洗練されたスリークなデザインで、1台で空間全体を均一にカバーするワイドカバレッジかつフルレンジサウンドを実現。店舗やレストラン、フィットネススタジオなどの、オープンシーリング空間やデザイン性が重視される空間に最適だという。
Lunaの中核をなすのは、8基の2インチ中高域ドライバーをリング状に正確に配置した独自のRing Array構造である。これにパワフルな8インチウーファーを組み合わせることで、空間全体をバランスのいいフルレンジサウンドが均一に包み込む。
この革新的な設計により、クリアでバランスの取れたサウンドと40Hzまでの低域を提供。オープンシーリング空間でも追加のサブウーファーは必要ない。113dBの最大音圧と140°の円錐状カバレージにより、必要なスピーカー本数を抑えつつ、明瞭性、美観、施工の柔軟性を確保する。
Bose ProfessionalのCEO、ジョン・マイヤー氏は、次のようにコメントしている。
マイヤー氏:DesignMax Lunaはペンダント型スピーカー技術を大幅に飛躍させています。私たちは屋内空間における音響システムの可能性を再考し、音響の性能と見た目の上質さ、双方において最高水準を満たす製品を生み出しました。Lunaは、テクノロジーで業界をリードし、お客様の期待に応え続けるという私たちの決意を形にした製品です。
Lunaはオープンシーリング空間に見られる条件の厳しい天井への設置を想定して設計されている。シングルポイントとダブルポイントの両方の吊り下げ方式に対応しており、スピーカーを理想の位置に安定して設置できる。さらに、配線の余長を隠せるよう工夫されたシンプルかつ洗練されたフォルムでデザイン性の高い空間に最適である。
Bose Professional プロダクト担当副社長、ショーン・ワッツ氏は次のようにコメントしている。
ワッツ氏:Lunaは単なるペンダント型スピーカーではありません。独自の一体型デザインで、新たな基準を打ち立てる製品です。Lunaは、1台で空間全体を満たすクリアなサウンドと迫力の低音を提供します。従来の"ペンダントスピーカーとサブウーファー"の組み合わせに代わる製品として設計されており、レイアウトデザインも設置も簡単になります。さらに、外観も空間に溶け込むデザインになっており、そのサウンド自体が主役として際立つようになっています。この画期的な製品を世界中のお客様にお届けできることを誇りに思っています。
製品の特長
- 独自のRing Array構造:ホットスポットやデッドゾーンのない均一でバランスの取れたサウンドを実現
- 8インチウーファーを搭載:ウーファー内蔵で40Hzの低域まで提供
- 140°円錐状の広いカバレージ:必要なスピーカー本数と設置コストを削減
- 柔軟な取り付け方式:シングルポイントやダブルポイントで吊り下げることができ、安定した設置を実現
- 洗練されたデザイン:付属の接続パネルカバーで配線を隠し、シンプルかつ上質な外観
- EQなしでも優れたサウンドを提供:Bose Proのエレクトロニクスで音質を向上させる専用プリセットEQも設定可能
- 豊富なアクセサリー:DesignMaxペンダント用の寸切りボルト取付用アダプターとコンジットアダプター