Atomosは、Ninja TX GOおよびNinja TXモニターレコーダー向け新ファームウェアアップデートの提供開始を発表した。これにより、富士フイルム「GFX ETERNA 55」でのOpen Gate 48P RAW記録が可能となった。同アップデートは、映像制作者により大きな創造的自由、柔軟性、プロフェッショナルグレードの画質を提供するというAtomosの継続的な取り組みにおける新たなマイルストーンとなるという。
Ninja TXシリーズと富士フイルム初の大型センサー搭載SDIカメラの組み合わせは、ポストプロダクションにおいて前例のない自由度を提供するという。Open Gateフォーマットはセンサーのフル読み出しをキャプチャし、カメラ本来のダイナミックレンジとカラーサイエンスを保持することで、シネマティックな表現を実現するとしている。
新ファームウェアにより、富士フイルムGFX ETERNA 55は初めて4:3オープンゲート、4K、最大48fpsでの外部RAW記録が可能となる。さらにRAW出力のサポートにより、様々な映像制作環境での幅広い活用が実現する。
AtomosのCEOピーター・バーバー氏は次のようにコメントしている。
ピーター氏:この強力なアップグレードを提供できることを誇りに思います。富士フイルムのフラッグシップ映画撮影カメラにおけるOpen Gate 48P RAWのサポート追加により、Ninja TXシリーズはデジタルシネマ制作の定番ソリューションとしての地位をさらに確固たるものとし、最先端のカメラ技術とプロフェッショナルグレードのモニタリング・記録機能を結びつける役割を果たします。
Atomosは最近、Ninja TX GOおよびNinja TX向けのカメラ制御機能を発表した。これにより、大型タッチスクリーンモニターインターフェースから主要なカメラ機能を簡単に管理できるようになるという。具体的には、録画の開始・停止に加え、ISO、シャッター速度、ホワイトバランスなどの基本設定の調整が可能だ。Atomosは今後のファームウェアアップデートで、富士フイルムGFX ETERNA 55カメラ向けのカメラ制御機能を追加する予定だという。
富士フイルムイメージングソリューション事業部 プロフェッショナルイメージンググループ ゼネラルマネージャーの五十嵐裕次郎氏は次のようにコメントしている。
五十嵐氏:GFX ETERNA 55がAtomos Ninja TXシリーズと組み合わさることで、カメラのシネマティックな可能性が完全に解き放たれることを大変嬉しく思います。
Open Gate 48P RAWは、当社の大型フォーマットセンサーが持つ奥行き、ディテール、特性を余すところなく捉えたい映像制作者にとって、画期的な一歩です。Atomosとのこの協業は、クリエイターに現場でのさらなる柔軟性、能力、そして確信をもたらすという、両社の共通の使命を継続するものです。
GFX ETERNA 55カメラとNinja TXシリーズはともにCFexpress Type Bメディアを採用し、要求の厳しい48P RAWシネマティック制作において超高速データ転送と持続的な記録性能を保証する。この共通メディア規格により、撮影から編集までのワークフローが合理化され、堅牢性と信頼性が向上。速度、耐久性、容量のいずれも損なうことなく、映像制作者に最適な環境を提供するとしている。
ファームウェア更新の主な機能
- 新ファームウェアにより、Atomos Ninja TXまたはNinja TX GOモニターレコーダーが富士フイルムGFX ETERNA 55からのHDMIまたはSDI経由のRAW出力を記録可能に。
- HDMI経由で最大48fps、SDI経由で最大29.97fpsの4:3 Open Gate 4K RAW外部記録をサポート。
- Open Gateフォーマットはセンサーのフル読み出しをキャプチャし、カメラ本来のダイナミックレンジとカラーサイエンスを保持することで、真のシネマティック表現を実現。
ファームウェアバージョン12.2.1は、Atomos Ninja TX GOおよびNinja TXモニターレコーダー向けに、無料の無線アップデートとしてすぐに利用が可能。