260128_Adobe_Photoshop_top

アドビは、Adobe Photoshopのデスクトップ版等に向けた新機能を発表した。クリエイティブプロフェッショナルのワークフローを効率化するため、長年要望の多かった非破壊編集機能の追加や、Adobe Fireflyを搭載した生成AI機能の品質向上が図られている。

Adobe Photoshopの新機能

非破壊編集を可能にする全く新しい明瞭度、かすみの除去、粒子の調整レイヤー

新たに追加された「明瞭度」、「かすみの除去」、「粒子」の調整レイヤーにより、強力な非破壊型でマスク対応、そしてレイヤーベースの調整がAdobe Photoshop上で直接行えるようになった。

調整レイヤーによって、より高い精度とコントロールで作業できるようになったというコミュニティからの声を受け、特に要望の多かったこれらの調整レイヤーを正式に一般提供するにいたった。

粒子で画像に立体感を加えたり、かすみの除去で大気の霞の解消や照明バランスの調整を行ったり、明瞭度で被写体をよりシャープに際立たせたりすることが可能だ。レイヤー同士のマスク・ブレンド処理を活用すれば、完成作品に対する全面的な創造的コントロールが可能になる。

260128_Adobe_Photoshop_01

ダイナミックテキスト(ベータ)

ベータ版の新機能「ダイナミックテキスト」では、テキストレイヤーをワンクリックで円形、アーチ形、湾曲形に変形できる。「ダイナミックテキスト」コマンドを実行し形状を選ぶだけで、Adobe Photoshopが自動的にテキストを調整、リサイズする。煩雑な作業を省き、パスに沿ったテキストの作成、移動、微調整を迅速に行うことができる。

260128_Adobe_Photoshop_02

Adobe Firefly搭載の生成塗りつぶし、生成拡張、削除ツールの機能強化

Adobe Firefly搭載の「生成塗りつぶし」、「生成拡張」、「削除ツール」も正式リリースを開始した。2K解像度での出力、シャープなディティール、ノイズや乱れの少ない、より高品質な結果が得られるようになる。これらの機能は、最新のAdobe Firefly Fill & Expandモデルおよび削除ツール3モデルを搭載し、現在一般提供されている。プロンプトへの忠実度が向上したほか、継ぎ目の不自然さが軽減され、より自然な照明と奥行き表現が可能になり、よりリアルで洗練された編集が可能となるという。

生成塗りつぶしの「参照画像」がより高度なコントロールを提供

生成塗りつぶしの「参照画像」機能が大幅に強化され、生成および合成時に「参照オブジェクト」としてアップロードした画像の特徴をそのまま再現したオブジェクトを出力画像に含められるようになり、より高度なコントロールが可能になる。

正式版として提供されるこの機能では、オブジェクトを含む参照画像に対して形状認識処理によって正しく理解したうえで処理が行われ、シーンにより自然になじむ結果を生成する。大きさ、角度、照明、カラー、遠近感も適切に再調整され、より違和感のない仕上がりを実現できる。

260128_Adobe_Photoshop_03

最新のアップデート機能はAdobe Photoshopデスクトップ版で利用できる。Adobe Fireflyを搭載した「生成塗りつぶし」、「生成拡張」、「削除ツール」のアップデート機能は、Adobe Photoshop web版で利用できる。