株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドより、フルサイズ対応のニコンZマウントおよびキヤノンRFマウント専用中望遠レンズ「PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8」を2026年2月18日に発売する。これまで2026年2月の発売を予定していたが、このほど具体的な日程が正式に決定した。希望小売価格は税込165,000円となっている。
Zマウント/RFマウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の大口径中望遠レンズである。球面収差とボケの関係に注目し、補正過剰(オーバーコレクション)および補正不足(アンダーコレクション)の状態をコントロール可能にすることで、多彩なボケ表現を生み出す。
イメージセンサーに最適化された光学系を実装し、フルサイズのイメージサークルを確保。フルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレス機、APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)ミラーレス機の双方で使用できる。
球面収差をコントロール
球面収差の補正を増減させる新機構のコントロールリングを搭載する。補正過剰にした画像ではピントの芯は残り、後ボケは硬くバブルボケとなる。一方、補正不足にした画像ではピントの芯はソフトフォーカスとなり、ハイライト部分にフレアが発生。後ボケはなだらかな描写となり、これまでにない振れ幅を持つボケ表現が得られる。
電子接点によるボディとの情報通信
レンズマウント部には電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信に対応。電気通信対応ボディと最新ファームウエアの組み合わせにより、Exif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化、ピーキング、拡大表示)を使用できる。なお、コントロールリングを極端に回した場合、機能しない場面もある。
確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかで確実なフォーカシング操作を実現。微妙なピント調整を可能にしている。
9枚の絞り羽による美しいボケ味
絞り羽根が形づくる孔を円形に近づけるため、9枚構成の絞りを採用。アウトフォーカス部は自然な描写となり、点光源も多角形にならず、丸くやわらかなボケ味を実現する。
仕様
| マウント | Zマウント | RFマウント |
| 焦点距離 | 75mm | 75mm |
| 口径比 | 1:1.8 | 1:1.8 |
| 最小絞り | F11 | F11 |
| レンズ構成 | 3群6枚 | 3群6枚 |
| 画角 | 33.2° | 33.2° |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.7m | 0.7m |
| 最大撮影倍率 | 1:7.4 | 1:7.4 |
| 最大径×全長 | φ71.2×90.0mm | φ70.0×86.0mm |
| フィルターサイズ | φ62mm | φ62mm |
| 重量 | 580g | 570g |
| レンズフード | - | - |
| 絞りリング | 装備(マニュアル絞り) | 装備(マニュアル絞り) |
| ピント合わせ補助機能 | フォーカスポイント枠色変化/ピーキング/拡大 | 拡大ボタン/ピーキング/フォーカスガイド |
| 電子接点 | あり | 搭載 |
| Exif情報 | 対応 | 対応 |
| 手ブレ補正 | 対応(ボディ内手ブレ対応機種に限る) | 3軸対応(対応ボディに限る) |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| その他 | 球面収差コントロールリング付 | 球面収差コントロールリング付 |