Appleは、プロ向けノートブックに高いパフォーマンスとAI機能をもたらす、新型M5 ProおよびM5 Maxを搭載した最新の14インチおよび16インチMacBook Proを発表した。

新型MacBook Proは、明日3月4日より予約注文を開始し、3月11日(水)より販売を開始する。

  • M5 Pro搭載14インチ:税込369,800円から(学生・教職員:税込344,800円から)
  • M5 Pro搭載16インチ:税込449,800円から(学生・教職員:税込415,800円から)
  • M5 Max搭載14インチ:税込599,800円から(学生・教職員:税込549,800円から)
  • M5 Max搭載16インチ:税込649,800円から(学生・教職員:税込599,800円から)
  • M5搭載14インチ:税込279,800円から(学生・教職員:税込262,800円から)

すべてのモデルでスペースブラックとシルバーの仕上げを用意している。Apple Trade Inによる下取りや、AppleCare+による保証サービスも提供する。

M5 ProおよびM5 Max搭載のMacBook Proは、高速なCPUコアを採用した新設計のCPU、各コアにNeural Acceleratorを備えた次世代GPU、より広帯域なユニファイドメモリを採用し、全体の処理能力を大幅に向上させている

M5 ProとM5 Maxによる高速パフォーマンス

M5 ProとM5 Maxは、Appleが設計した新しいFusionアーキテクチャを使用して作られ、AIのために設計されている。2つのダイを1つのシステムオンチップ(SoC)にまとめることで、パフォーマンスを向上させる。 M5 ProとM5 Maxは、最大18コアの新しいCPUを搭載している。6つのスーパーコアと、電力効率に最適化された12の高性能コアを組み合わせることで、従来より最大30%高速なパフォーマンスを発揮する。

M5 Proはプログラマーやフォトグラファーなど、複雑なワークフローを実行するユーザー向けに設計されている。M5 Maxは、厳密なシミュレーションを実行するエンジニアなど、高い性能を求めるユーザーに最適だ。

新型MacBook Proでは、LM Studioをはじめとする主要なアプリケーションにおいて、LLM(大規模言語モデル)の実行速度が一段と向上した

各コアにNeural Acceleratorを備えたGPUアーキテクチャを採用し、M4 ProおよびM4 Maxより最大4倍高速なLLMプロンプト処理を、またM1 ProおよびM1 Maxより最大8倍高速なAI画像生成を実現する。

これにより、AIの研究者やデベロッパはローカルでカスタムモデルをトレーニングでき、クリエイターはビデオ編集、音楽制作、デザイン作業にAIを活用したツールを利用できる。どちらのチップも、グラフィックスパフォーマンスが最大50%向上しているため、複雑な3Dシーンやエフェクトのプレビューも円滑に行える。 M5 Proは、最大64GBのユニファイドメモリに対応し、最大307GB/sのメモリ帯域幅を提供する。M5 Maxは最大128GBのユニファイドメモリに対応し、最大614GB/sのメモリ帯域幅を提供する。

M5 ProとM5 Maxの演算能力により、AI研究者やデベロッパはローカル環境でのカスタムモデル構築が可能だ。また、プロのクリエイターは、映像編集や音楽制作、デザインといった業務においてAI活用ツールを円滑に利用できる

M5 Pro搭載モデルの性能:

・AI画像生成がM1 Pro比で最大7.8倍、M4 Pro比で最大3.7倍高速化。

・LLMプロンプト処理がM1 Pro比で最大6.9倍、M4 Pro比で最大3.9倍高速化。

・3Dレンダリング(Maxon Redshift)がM1 Pro比で最大5.2倍、M4 Pro比で最大1.4倍高速化。

M5 Max搭載モデルの性能:

・AI画像生成がM1 Max比で最大8倍、M4 Max比で最大3.8倍高速化。

・LLMプロンプト処理がM1 Max比で最大6.7倍、M4 Max比で最大4倍高速化。

・ビデオエフェクトレンダリングがM1 Max比で最大5.4倍、M4 Max比で最大3倍高速化。

高速なストレージと増加した最小容量

新しいMacBook Proは、前世代と比較して最大2倍となる、最大14.5GB/sのストレージ速度を実現する。これにより、4Kや8Kのビデオプロジェクト、LLM、複雑なデータセットを扱うワークフローを加速させる。 M5 Pro搭載モデルは標準で1TB、M5 Max搭載モデルは標準で2TBのストレージを搭載している。また、M5搭載の14インチMacBook Proも標準ストレージが1TBとなる。

アップグレードユーザーへの価値提供

・AIパフォーマンスの向上:M1搭載モデルからのアップグレードでは、AI性能が最大8倍高速になる。

・長時間のバッテリー駆動:最大24時間の駆動時間を備え、Intelベース機からの移行では最大13時間、M1モデルからは最大3時間駆動が延びる。96W以上の電源アダプタで、30分で最大50%の高速充電が可能だ。

・優れたディスプレイ:1,600ニトのピークHDR輝度、最大1,000ニトのSDR輝度、Nano-textureオプションが選べるLiquid Retina XDRディスプレイを採用している。

・多様な接続性:3つのThunderbolt 5ポート、8K対応HDMI、SDXCカードスロット、MagSafe 3を備える。M5 Proは最大2台、M5 Maxは最大4台の外部ディスプレイ接続が可能だ。

・ワイヤレス規格:Apple N1チップにより、Wi-Fi 7とBluetooth 6に対応し、高い接続信頼性を実現する。

macOS Tahoeでの体験

macOS Tahoeは、生産性を高める機能を備える。Spotlightのアップデートにより、アプリやファイルの検索・実行が容易になる。Apple Intelligenceは、プライバシーを保護しながら、ライブ翻訳やショートカットの自動化機能を提供する。メッセージ、FaceTime、電話アプリに統合されたライブ翻訳は、多言語間での円滑なコミュニケーションを支援する。

環境への配慮

筐体に100%再生アルミニウム、バッテリーに100%再生コバルトを使用するなど、再生素材を45%使用している。サプライチェーン全体で再生可能電力を活用し、パッケージはファイバー素材を100%使用している。