260528_ZEISS_Panoptes-65_topaFXgdNel

ZEISSは、2026年6月5日にロサンゼルスで開催されるCine Gear Expoにて、65mmフォーマット対応のシネマレンズ「Panoptes 65」シリーズを発表する。本シリーズは10本の単焦点レンズで構成され、ラージフォーマットを用いた映像制作に向けた同社の継続的な取り組みを示すものだ。

Panoptes 65は、同社が培ってきた光学技術を65mmフォーマットに適用している。幅広い制作環境を想定して設計されており、撮影現場で求められる信頼性に加え、自然な色彩、柔らかな肌の質感、緩やかなフォーカスアウト、そしてシルキーなボケ味を兼ね備えている。

260528_ZEISS_Panoptes-65_01hCOvcBTX

ZEISSのシニアプロダクトマネージャー、ジャンフレ・ファション氏は、次のようにコメントしている。

ファション氏:Panoptes 65の導入は、ラージフォーマット映画制作の未来に対するZEISSの献身の一例です。現場からポストプロダクションまで、制作のあらゆる段階で性能を発揮できるよう構築された、完全で一貫性のあるレンズセットです。

260528_ZEISS_Panoptes-65_03iku0lcny

一貫性、レンズデータ、およびカバー範囲

現代の映画制作環境に対応するため、新型ZEISS Panoptes 65レンズは、VFXパイプラインやコンポジットワークフローの厳しい精査にも耐えうる、一貫した描写を実現するように設計されている。標準の状態で、eXtended Data(XD)による完全なレンズデータ・サポートを提供し、カメラトラッキング、バーチャルプロダクション、視覚効果ワークフローのためのZEISS CinCraftエコシステムへの統合が可能だ。

260528_ZEISS_Panoptes-65_02Bm34DQBv

Panoptes 65のラインナップは、25mm、35mm、40mm、45mm、55mm、70mm、90mm、110mm、135mm、180mmの10本の焦点距離で構成され、すべてT2.2の均一なTストップを特徴としている。ZEISSならではの優れたエルゴノミクスを備え、これらの単焦点レンズはデュアルスケール(メートルおよびインペリアル単位[フィート:約30.48cm])を採用し、セット全体でフォーカスリングとアイリスリングの配置が統一されている。

LPLマウントを装備したPanoptes 65は、59.9mmのイメージサークルをカバーする。これにより、ARRI ALEXA 265、Blackmagic URSA Cine 17K 65、富士フイルム GFX ETERNAなど、既存および今後登場するラージフォーマットカメラとの最適な互換性を確保している。