Blackmagic Designの発表によると、彫刻家サラヴァト・フィダイ氏のマイクロ彫刻が、Blackmagic Designのカメラでキャプチャーされたという。
鉛筆の芯のマイクロ彫刻で広く知られているアーティスト兼映像制作者のサラヴァト・フィダイ氏が、プロの芸術の世界でキャリアをスタートさせたのは中年期以降である。フィダイ氏は20年以上勤めた企業を退職し、様々な芸術素材や技法を試し始めた。最終的に、フィダイ氏は黒鉛マイクロ彫刻、つまり鉛筆の先に複雑な彫刻を彫ることに落ち着き、過去10年間で700作品以上のマイクロ彫刻を制作して、世界中の数多くの展示会、ギャラリー、美術館でミニチュアアートを展示してきた。
フィダイ氏は次のようにコメントしている。
フィダイ氏:最初の数年間は、完成した彫刻を写真に撮ってソーシャルメディアにアップしていたのですが、フォロワーから、彫刻の過程を見たいというコメントが来るようになりました。
私の動画はすぐにバズって、何百万回の視聴回数と数百万人のフォロワーを獲得しただけでなく、広告代理店や大手のブランドからも注目を集めました。このようにして、私はアマチュアの撮影からプロのコンテンツやCMの制作に移行しました。
映像、編集、そしてカラーグレーディングの世界にハマるにつれ、すぐに当時の機材の限界を感じました。数年前、幸運にもドキュメンタリー映画に参加する機会があり、そこで初めてPocket Cinema Camera 4Kをテストしました。シネマライクな画像、フィルムのような柔軟性、スキントーンの自然な色再現、そしてこれらすべてが非常に手頃な価格で実現されていることに強く感銘を受けました。内蔵の大型ディスプレイや、Blackmagic OSの非常にユーザーフレンドリーで機能性に優れたメニューも気に入っています。一目惚れのようなものでしたね。

フィダイ氏の作品は非常に複雑で微細であるため、同氏の彫刻を撮影するには、非常に特殊な技術的要件が必要となるという。
フィダイ氏:フルフレームのBlackmagic Cinema Camera 6Kを使い始めましたが、私にとって、このようにパワフルでコンパクトなカメラを持つことは重要なんです。私はアダプターを使用して、三眼実体顕微鏡の3番目の接眼レンズで撮影していますが、この場合、カメラの重量とサイズが非常に重要です。
そして超高品質の撮影が必要な場合は、フルフレームセンサーの6Kオープンゲート機能に頼ります。
実質的に無制限であるBlackmagic RAWコーデックの色域がすぐに気に入りました。これは、ポストプロダクションにおいて、ビデオ素材の柔軟性と扱い易さを提供してくれます。
6Kセンサーにより作品の細部までキャプチャーすることができ、編集時には画質を損なうことを心配せずに必要なクロップを実行できます。また、Cinema Camera 6Kで撮影した素材を4Kにダウンサンプリングすると、ミニチュア作品を撮影する際に非常に重要なディテールや微細コントラストが大幅に向上することもわかりました。
Blackmagicのカメラから得られる、機材と画質に対する信頼感は、言葉では言い表せないほどですね。興味深いクリエイティブなプロジェクトに取り組むインスピレーションを与えてくれ、大型カメラの世界に私を近づけてくれました。

いくつかの映像プロジェクトに参加した後、フィダイ氏は自分自身のドキュメンタリーを撮影する計画を立てた。
フィダイ氏:インディーズの映像制作者が日常的に使用できるようなシネマカメラを探し始めました。Blackmagic Cinema Camera 6Kの利点は明白でしたが、私はボックス型のカメラとフォームファクターを求めていました。
様々なアクセサリやアタッチメントを装着して多目的に使用できるPYXISの四角いボディを私はすぐに気に入りました。また、URSA Cine EVFは、明るい日光の下での撮影や、ダイナミックな手持ち撮影のシーンで新しい可能性を切り開いてくれました。今では、PYXIS 6Kをメインカメラとして毎日使用しており、CMやドキュメンタリーのインタビューを撮影したり、様々なクリエイティブな実験をしています。

Blackmagic Designのカメラを使用して、Blackmagic RAWで撮影したことがきっかけで、フィダイ氏はDaVinci Resolve Studioを試すことにしたという。
フィダイ氏:最初は、Blackmagic RAWのコンバージョンとノイズ除去のための"現像部屋"としてDaVinci Resolveを使用していましたが、今では主にカラーグレーディングやオーディオ処理に使用しています。
DaVinci Resolve Studioをマスターする旅はまだ始まったばかりですが、オーディオ、トラッキング、スタビライゼーション、あらゆるフォーマットへのビデオ圧縮、そして私のお気に入りのノードシステムを操作するツールは素晴らしいですね。
最近、AIの素晴らしい音声分離ツールを発見しました。天井の高い大きな部屋でインタビューを撮影した際、小型マイクにリバーブやエコーが入り込み、外付けのブームマイクは街の騒音を拾ってしまいました。修正にサードパーティ製のプラグインや特殊なオーディオエディターを使っていたら、作業に何時間もかかったでしょう。しかし、このような場合にResolveのAIツールを使用できることを思い出しました。そして背景ノイズやエコーのない、クリアな結果を瞬時に得ることができました。
私のミニチュア作品を初めて見た多くの人が、これらの鉛筆の先端の彫刻は"卓越した魔法"だと言ってくれるのですが、Blackmagic Design製品を使用することで、この魔法の力を倍にすることができるんです。
