260318_FUJINON-UA_topmBPasYba

富士フイルム株式会社は、4K対応放送用ズームレンズとして、「FUJINON UA30x7.3BERD」(以下:UA30x7.3)、「FUJINON UA16x4BERD」(以下:UA16x4)を開発した。4K対応の放送用ズームレンズの新たなラインアップとして、2027年春に発売予定。

また、2026年4月19日~22日まで、アメリカ・ラスベガスで開催される国際放送機器展「NAB Show 2026」において、両製品を参考展示する。

UA30x7.3は、4K対応放送用ズームレンズとして、7.3mm~219mmをカバーしクラス最高の30倍ズームを実現した望遠ズームレンズである。UA16x4は、クラス最広角の4mm~64mmをカバーしつつ、クラス最高の16倍ズームを両立した広角ズームレンズである。

新開発の両レンズは、1本で幅広い焦点距離に対応し、スポーツ中継や音楽ライブ中継、スタジオ撮影など多彩なシーンでの決定的瞬間の撮影を強力にサポートするという。

260318_FUJINON-UA_01otlgn0NJ
FUJINON UA30x7.3BERD
260318_FUJINON-UA_02wtWjrpON
FUJINON UA16x4BERD

スポーツ中継や音楽ライブ中継、スタジオ撮影といったプロの撮影現場では、競技や演出の要所となる決定的瞬間を確実にとらえることが求められる。こうしたニーズにこたえるため、広角から望遠までの幅広い焦点距離を1本でカバーするズーム性能と、機動的に運用できる小型軽量設計の両立が重視されている。

今回開発したUA30x7.3とUA16x4は、広角域の拡張と高倍率化を両立し、従来機を上回る焦点距離範囲を小型軽量ボディに収めたポータブルタイプの放送用ズームレンズである。光学設計から機構設計、生産技術、制御技術にいたるまで各要素を連携させて最適化し、クラス最高のズーム倍率と広角端の焦点距離を確保しながら小型軽量化を実現したという。

スポーツ中継においては、スタジアム全景をとらえる画角の広い映像から、迫力あるズームアップ、さらには試合後のインタビューなど被写体に接近した撮影まで、撮影意図に応じた画づくりに対応する。また、音楽ライブ中継やスタジオ撮影、報道用途など、様々な撮影条件の現場においても、撮影者の意図に応じた表現を柔軟にサポートするとしている。

同社は、2015年に世界で初めての4K対応放送用レンズを発売以来、8K対応放送用レンズもラインアップし、映像の高画質化をリードしてきた。FUJINON UA22x4.8BERD、FUJINON UA94x8.7BESMと併せ4K対応放送用レンズのラインアップを大幅に強化するとしている。