株式会社AOI Pro.は、株式会社KANA-L HOLDINGS所属の国内屈指性なAI映像クリエイター・宮城明弘氏と、グループ内の生成AI技術を活用した映像表現および制作体制の強化を目的として、業務提携を開始した。
提携の背景:映像制作の「変革期」に対応
生成AI技術の急速な進化により、映像・広告業界の制作フローは今、大きな変革期を迎えている。AOI Pro.は、この変化をクリエイティブの可能性を広げる好機と捉え、グループ会社(シースリーフィルム・ティー・ケー・オー)とともに、制作部・クリエイターのスキルアップを目指す「生成AIアップデートプロジェクト」を発足した。
同プロジェクトのパートナーとして、「AI動画コンテスト」(2024年8月開催/AOI Pro.主催)のクリエイティブ部門優秀賞を受賞し、世界各国のプロダクションとマネジメント契約を結ぶなどグローバルに活躍する宮城明弘氏(KANA-L HOLDINGS所属)を迎えた。
日本テレビドラマ「TOKYO 巫女忍者」
宮城氏は、10年以上の映像プロデューサー経験に基づいた演出家としての視点と、最先端のAI生成技術を併せ持った国内屈指のクリエイターだ。単なる技術提供に留まらず、具体的で実践的な制作や演出の提案が可能である。
また、AOI Pro.が制作協力として参加し、2026年1月に日本テレビ(関東ローカル)にて放送された、実写×生成AI映像が融合する新時代のドラマ「TOKYO 巫女忍者」では、宮城氏がAIクリエーティブディレクターとして参画。生成AIをフル活用しながら、実写ドラマの表現を新たな次元に引き上げる革新的な映像表現を実現した。
主な取り組み内容
同提携を通じて以下の取り組みを実施し、制作効率の向上(AI導入によるプリビズ※作成、絵コンテ生成、素材制作のスピードアップ)、表現領域の拡大(従来不可能だった高度な映像表現をAIで実現)、人材価値の向上(AIを使いこなす演出家とプロデューサーを育成し、競争力を強化)を目指す。
※プリビズ=撮影前に簡易的な映像を制作し、カメラワークやVFXなどを事前にシミュレーションする工程
- AIリテラシー向上ワークショップ〈教育〉:AIの最新動向の共有、プロンプトエンジニアリング、実務応用フローを学ぶワークショップをグループ社員を対象に月1回実施。実践的なAIの知識のボトムアップをはかり、グループ社員全員が「AIの最前線を知り、使いこなす」状態を目指す。
- AIクリエイティブ・アドバイザリー〈実践・共創〉:生成AIを用いた広告宣伝物の企画に対するアドバイス、メールによる随時相談、月1回のテレカンファレンス相談を実施。
宮城明弘(AKIHIRO MIYAGI)氏 プロフィール
10年以上、映像プロデューサーとして国民的アイドルや著名タレントを起用したさまざまなCMやMVなどの映像企画制作に携わる。AIの魅力と可能性に気づき、自らAIクリエイターとしての活動をスタート。世界中のプロダクションとマネジメント契約し、現在は、アメリカ、フランス、ベルギー、オランダ、インドなど世界各国と独占マネジメント契約を締結している。
最新のAI技術を駆使して、視覚的にインパクトのある映像を制作し、独自の美的感覚とクリエイティブなアイデアを活かし、革新的で魅力的なビジュアルコンテンツを制作。AIとリアルの融合作品の制作に向け活動中だ。従来の映像制作では実現できなかった新しい可能性を切り拓き、未来的で魅力的な映像の世界を創り上げる。
- 受賞歴:2024/8 AOI Pro. 「AI動画コンテスト」クリエイティブ部門 優秀賞
- 作品:2025/9 読売テレビ「サヨナラ港区」、2026/1 日本テレビ「TOKYO 巫女忍者」
- メディア:日本テレビ「SENSORS」、日本テレビ「沸騰ワード10」、INTER BEE 2025 基調講演など
宮城明弘氏の提携に込める想い
宮城氏:映像制作の最前線に立つAOI Pro.と、AIの可能性を組織レベルで拡張できることを大変心強く感じています。 本提携の核は、単なるツールの導入ではなく、社員の皆さま一人ひとりがAIを「思考のパートナー」として使いこなす文化を作ることです。月1回のワークショップや、日々のクリエイティブ・アドバイザリーを通じて、制作効率の劇的な向上はもちろん、これまでの技術では到達できなかった未知の表現を形にしていきます。 日本の映像制作の基準を、AOI Pro.と共に塗り替えていく挑戦に、ぜひご期待ください。