Avidは、NAB 2026でAmazon Web Services(以下:AWS)上で動作する同社のメディア制作ソリューションが、専用に設計されたソリューションを通じて、業界のインテリジェントでクラウドネイティブな制作への移行をいかに加速させているかを実演する。これにより、世界をリードするメディア・エンターテインメント企業が求めるパフォーマンス、コラボレーション、クリエイティブな制御を実現する。
来場者は、NABで初公開となる「Avid Content Core」を確認できる。これはAWS上に構築された、コネクテッド・メディア・ワークフローのためのクラウドネイティブ基盤であり、ニュース組織、放送局、スタジオ、ストリーミングサービスが急速に変化するメディア経済の中で成功を収め、データ駆動型の制作とコラボレーションへの移行を加速させるよう設計されている。同時に、Avidは「Avid NEXIS」および「Avid Media Composer on AWS」への注力を強化している。これらはすでに大規模な国際的な制作を支援しており、Amazon MGM Studiosとの連携を通じて、グローバルなクラウドプラットフォーム上でクラウドベースのAvidワークフローを実現している。
NAB 2026:メディア制作の未来を提示
AvidはNABにおいて、AWSを基盤とした次世代のメディア制作ソリューションを発表し、クラウドを活用したワークフローとインテリジェントなコラボレーションにおける画期的な進歩を紹介する。
- 大規模なクラウドおよびハイブリッド制作
Avid NEXISとAvid Content Coreを活用し、パフォーマンス、場所、セキュリティを損なうことなく、チームがグローバルにコラボレーション可能にする。 - 最新のニュースルームおよびポストプロダクションワークフロー
Avid Content Coreを通じて、スピード、柔軟性、そして耐障害性を実現する。 - AIと自動化のための統合基盤
Avid Content Coreを通じて、組織がコンテンツからより大きな価値を引き出せるよう支援する。
この戦略的提携は、クラウド、自動化、セキュリティ、データが現代のストーリーテリングの基盤を成すという「MovieLabs 2030ビジョン」を体現するものだという。
Avidの最高経営責任者(CEO)であるウェルフォード・ディラード氏は、次のようにコメントしている。
ディラード氏:Avidは、実績あるワークフローの専門知識と、AIを活用した自動化およびエージェント機能を組み合わせた、プロフェッショナルメディアのためのインテリジェンス層です。
AWSとの緊密な連携を通じて、組織がコンテンツ、チーム、ワークフローを一体として結びつけることを可能にし、制作の迅速化、クリエイティブの柔軟性の向上、そしてより的確な意思決定を推進しています。
Avid NEXISへの新たな注力
この戦略的提携の中心となるのは、業界で信頼されている共有メディアストレージプラットフォーム「Avid NEXIS」への新たな注力だという。Virtual File System(VFS)を活用することで、Avid NEXISは、固定型のオンプレミスハードウェアから、オンプレミス、クラウド、ハイブリッド環境での展開とアクセスをサポートする、ソフトウェア定義のクラウド対応環境へと拡張可能だ。
この柔軟性により、チームは以下のことが可能になる。
Avid NEXIS CloudおよびMedia ComposerをAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)およびAmazon Simple Storage Service(S3)上で直接実行し、完全なクラウド対応のポストプロダクションを実現する。
Avid NEXIS | Remoteを使用して、クラウドベースのAvid NEXISストレージとオンプレミス環境を統合し、ハイブリッドワークフローを実現する。
AWSと、メディアワークフロー向けに実績のあるAvidの制御機能を、共通のセキュリティ基盤の下で組み合わせる。
チームは、Media Composerの共有プロジェクトやリアルタイムコラボレーションといった信頼性の高い編集ワークフローを維持しつつ、柔軟なパフォーマンス、グローバルな展開オプション、安全なリモートコラボレーションの恩恵を受けることができる。AWSは、シームレスなグローバルコラボレーションに必要なスケーラビリティ、セキュリティ、コンプライアンスを提供し、クリエイティブなプロセスを妨げることなく、顧客が自身のペースでシステムを最新化できるようにするという。
同連携を基盤として、Amazon MGM StudiosはAvidと協力し、AWS上にAvid Media ComposerおよびAvid NEXISを展開した。これにより、制作チームは数分で世界中に編集環境を立ち上げることが可能になり、複数の拠点に分散したクリエイティブチームがシームレスに連携できるようになったという。
Avid Content Core:メディアのためのインテリジェンス・レイヤー
Avid Content Coreは、クラウド対応ワークフローから、よりインテリジェントで連携性の高い制作環境へと進化を遂げたAvidの取り組みを体現している。AWS上に構築された同プラットフォームは、コンテンツ、メタデータ、ワークフローのオーケストレーションを統合し、クリエイティブ、運用、ビジネスプロセスにまたがる共通基盤を提供する。真のコンテンツ・データ・プラットフォームとして初めて登場したAvid Content Coreは、制作プロセスを単一のインテリジェントなレイヤーに統合するという。
これにより、以下のことが可能になる。
- Avidおよびサードパーティ製ツールを接続するAIファーストのアーキテクチャによる、シームレスな相互運用性
- 永続的なコンテンツIDと充実したメタデータによる、メディアのより深い理解
- 企画、制作、ポストプロダクション間の摩擦を低減することで、より効率的なワークフローを実現
Avid Content Coreは、これまで孤立していたシステムを連携させることで、組織が自らのペースでデジタルトランスフォーメーションを推進しつつ、コンテンツから新たな価値を引き出すことを支援するとしている。
未来を形作る
Avidは、メディア制作において、よりオープンでインテリジェントなアプローチを推進している。これは、業界をリードする制作ツールの信頼性と、クラウドの拡張性、そしてコンテンツの制作、管理、収益化のあり方を形作るAIの役割の拡大を融合させたものであるという。
この統合プラットフォームは、継続的なイノベーション、グローバルな展開、そして明日の課題に対応するための柔軟性を提供することで、組織が新たなメディア経済に適応し、成功を収めることを支援するように設計されている。
Avidは、Avid Content Coreの導入以来、顧客やパートナーと緊密に連携し、拡張性、パフォーマンス、グローバルな展開の重要な基盤としてAWSを活用しながら、実稼働環境への導入を進めてきたという。