LiveUは、ソニー株式会社との連携を大幅に強化し、LiveUエコシステムの全体で、ソニーのファイルベースワークフローへの連携を推進することを発表した。
LiveUは、自社ポートフォリオの一環として、ソニーRXS接続ライセンスを提供する。これにより、対応するソニー製カメラで撮影された映像ファイルを、対応するLiveU製のフィールドユニットを介してソニーのPWA-RXSへ直接伝送することが可能になる。
同機能は、LiveUのコンパクトなフィールドユニットLU300Sから順次対応する予定だ。
このライセンスにより、対応するLiveUユニットをソニー製カメラと接続することで、既存の制作環境やワークフローを維持しながら、シームレスなファイル伝送が可能になり、セルラーボンディングとIPベースの報道取材能力を拡張することができる。
同ソリューションは、2025年9月に発表されたソニーのプロフェッショナルカメラシリーズ専用のデータトランスミッターLiveU TX1を補完するものであり、ボンディング技術を使用してカメラからの高速かつ信頼性の高いファイル伝送を実現する。
両ソリューションは、ラスベガスで開催されるNAB Show 2026のLiveUブース (N1740)で初公開される。
同共同ソリューションは、LiveU独自のプロトコルであるLRT™(LiveU Reliable Transport)を活用し、現場のカメラからテレビ局へ迅速かつ安定的にファイル伝送したい放送局向けのソリューションである。
LiveUのギデオン・ギルボア最高製品責任者(CPO)は次のようにコメントしている。
ギルボア氏:今回のソニーとの連携拡大は、ライブ配信にとどまらず、重要性が増しているファイルベースに対応するエコシステムの拡張と、制作フローの簡素化に向けた両社の共通のコミットメントを改めて示すものです。
LiveU TX1での連携を基盤に、すべてのLiveUユニットへ対応を進めていきます。これにより、ソニー製カメラ専用のデータトランスミッターLiveU TX1に加え、既存のLiveUユニットにライセンスを追加し、ライブ配信と並行してソニーのPWA-RXSによるファイルベースのワークフローを運用することも可能になり、お客様の選択肢が広がります。
当社は、複数のベンダーやフォーマットの連携をサポートするオープンなエコシステムを重視しています。ソニーのファイルベースのワークフローと、LiveUの高い信頼性を備えたIP伝送技術を組み合わせることで、報道チームは同一のデバイスからライブ中継と高解像度ファイル伝送を同時に行うことが可能です。
既存のLiveUインフラを活用することで必要に応じて容易に導入規模を拡張できます。また、手作業によるファイル管理が減り、現場からの素材伝送を高速化し、ライブ配信とファイルベース・ワークフローの双方を効率化することで、デジタルファースト制作への移行を支援します。
ソニー株式会社メディアソリューション事業部門担当部長の櫻木僚一氏は、次のようにコメントしている。
櫻木氏:ニュース制作の現場はますますダイナミックになっており、スピード、信頼性、自動化がこれまで以上に重要になっています。様々な映像伝送のパートナーとの緊密な連携は、多様化するニュースワークフローのニーズに対応する上で不可欠です。ボンディングIP映像伝送のリーディングカンパニーであるLiveUとの協業は、この取り組みにおいて重要な役割を果たし、ソニー製カメラで現場から撮影したコンテンツを迅速かつ安全、確実に制作プロセスへ取り込むことが可能になります。
私たちはともに、今日の急速に変化する環境において、現場での取材・素材収集に対応したシームレスな統合を実現しています。
LiveUは、ラスベガスで開催されるNAB Show 2026のNorth Hall(ブース番号:N1740)にて、ソニーとの統合ワークフローを展示する。
また、同ソリューションはソニーのブース(Central Hall、ブース番号:C8401)でも見ることができる。ソニーの出展に関する詳細は、特設サイト(https://pro.sony/nab)を参照のこと。