Ross Video Limited(以下:Ross)とキヤノン株式会社(以下:キヤノン)は、ライブプロダクション向けに、放送用途で求められる高画質なリモートカメラソリューションの提供を目的とした業務連携を開始することを発表した。
同協業により、放送・ライブ制作向けシステムベンダーであるRossの制作ワークフロー、ロボティクス、およびオートメーション・プラットフォームシステムの一部として、キヤノンの映像制作用リモートカメラ「CR-N700」(2022年12月発売)および「CR-N500」(2021年5月発売)をシームレスに運用できる。これにより、放送局やライブ中継を行う映像制作現場において、既存の制作ワークフローに高画質なリモートカメラをより容易に導入することが可能だ。
CR-N700/CR-N500は、Rossの制作ワークフローに対応し、「DashBoard」、「OverDrive」、「Ross Robotics」、「Vision[Ai]ry」、「Quorum」などのRossのシステムと連携する。ユーザーは、Rossのシステム構成の一部としてCR-N700/CR-N500を導入することで、ロボティクスおよびオートメーションシステムと組み合わせたリモートカメラの運用を容易に行いながら、プロフェッショナルな制作環境に求められる高画質を確保できる。
キヤノンのリモートカメラCR-N700/CR-N500は、放送用途に向けた先進的な機能を備えており、1.0型CMOSセンサー、光学式ブレ補正、Genlock端子を搭載しているほか、NDIワークフロー、AR/VR制作向けのFreeDプロトコルなどに対応。さらに、CR-N700は12G-SDI接続にも対応している。
Rossは、2026年4月19日から22日まで米国ラスベガスで開催される「2026 NAB Show」において、Rossの制作ワークフロー内で動作するキヤノンのリモートカメラのデモンストレーションを実施する。