株式会社システムファイブは、Saramonicのワイヤレスインカムヘッドセット「Saramonic WiTalk9 X」および「WiTalk Baseステーション」の販売を開始した。出荷開始は5月下旬頃を予定している。同社オンラインストアでの販売価格は以下の通り。
- WiTalk9 X 3/5/9人用(片耳・両耳用):税込98,000円~
- WiTalk9シリーズ用ベースステーション:税込398,000円~
Saramonic WiTalk9 X・WiTalk Baseは、映画・テレビ制作、コンサート、スポーツイベント、大規模制作、産業指令などの複雑な現場を想定して設計された。革新的なモジュラー設計と高い拡張性により、より柔軟でクリアかつ信頼性の高いフルデュプレックス通信を実現する。
WiTalk9 Xの主な特長
WiTalk9 Xの最大の特長は、業界初となる完全モジュラー型ヘッドセット設計だ。ヘッドバンドはわずか10秒で着脱・再構成が可能で、片耳・両耳・ヘルメット装着スタイルへ自由に切り替えができる。これにより、撮影やパフォーマンス現場ごとの課題を解消し、適応性とユーザー体験を大幅に向上。プロ向けインカムとして画期的な機能を実現している。
本体重量はわずか172g
本体重量はわずか172g。IPX4防水規格に準拠しており、雨天時でも安定した性能を発揮する。改良されたソフトなプロテインレザー製オーバーイヤーパッド(柔らかく圧力を軽減し、安定した装着感)と耐久性の高いスポンジイヤーパッドを採用し、長時間の使用でも快適さを維持する。
ClearTalk 2.0インテリジェント音声処理技術を搭載
音響面では、ClearTalk™ 2.0インテリジェント音声処理技術を搭載し、指向性デュアルマイクアレイとAIによる高度なノイズキャンセリングを組み合わせている。70万件以上のノイズサンプルと2万時間以上の音声データをもとに学習されたアルゴリズムにより、最大40dBの背景ノイズを効果的に抑制。騒がしい環境下でも人の声をクリアに再現し、安定したコミュニケーションを実現する。
通信性能と拡張性
通信には1.9GHz DECT帯域を採用し、水平・垂直のデュアルアンテナダイバーシティ技術により、2.4GHz帯のWi-FiやBluetooth干渉を回避。最大400mの通信距離を実現する。
単一システムで最大9人のフルデュプレックス通信に対応し、WiTalk Baseと組み合わせることで最大16人、さらにカスケード接続により最大64人まで拡張可能だ。
また、8つの独立した通話グループ(ディレクター、カメラ、照明、音声など)を設定可能で、役割ごとの柔軟な運用を実現。リーダー専用チャンネルにより重要指示の優先伝達も可能だ。A/Bボタンによる即時グループ切替と音声ガイダンスにも対応している。
WiTalk Baseの主な特長
WiTalk Baseはシステムの中枢となる拡張ユニットであり、大規模制作現場に最適化されている。1台で最大16台のフルデュプレックスヘッドセットに対応。RJ45(CAT5e/CAT6)によるカスケード接続や光メディアコンバーターを使用することで、通信距離は最大700mまで拡張可能だ。
さらに、複数のベースステーション間を移動する際には、最も強い信号へ自動的にローミングし、途切れのない通信を実現する。
その他の特長
- マグネシウム合金製の堅牢ボディ、IP66の防塵・防水性能で過酷な屋外環境にも対応
- 5インチ高精細カラーディスプレイ搭載(グループ、バッテリー残量、電波強度をリアルタイム表示。強い日差し下でも視認性良好)
- Web、モバイルアプリ、PCによる集中管理に対応。3つのプリセットモード(Film/Stage/Event)に加え、グループ名やカラーのカスタマイズも可能
- アナログ4線インターフェース搭載でClear-Com、Riedel、RTSなど主要システムと連携可能
- USB-CでZoomやTeamsへ直接接続可能、さらに有線ヘッドセット(最大17台目)にも対応
両製品の優れた互換性と長時間運用
WiTalk9 XとWiTalk Baseは既存のWiTalk9シリーズと完全互換。片耳・両耳・ヘルメット型の混在運用にも対応する。バッテリー性能も優れており、マスターヘッドセットで9時間以上、リモートヘッドセットで最大12時間の連続使用が可能。交換用バッテリーや充電ケースにより、長時間の現場運用にも対応する。








