アーザス株式会社は、世界最速をうたうThunderboltストレージ「Pro Data」を開発したiodyne社の新型ポータブルストレージ「Pro Mini」の取り扱いを開始した。グローバルでの出荷開始にあたり、日本向け初回入荷分にも限りがあるという。
Pro Miniは、映像制作をはじめ、大容量データを扱う制作・運用現場を想定して設計されたポータブルストレージである。4TB / 8TBの2モデルを展開し、ポケットサイズで大容量データを持ち運びながら、持続的な高速性能、データ保護、位置追跡、デジタルラベル、運用性をひとつにまとめた次世代のスマートドライブである。
従来のポータブルSSDが「データを保存して持ち運ぶ」ことを主な目的としていたのに対し、Pro Miniは、保存だけでなく、保護・追跡・管理まで考えられた新しい発想のポータブルストレージだとしている。
Pro Miniの主な特長
- 2基のAirJetモジュールによる独自のファンレス冷却機構
- 暗号化と内部RAID保護を常時有効にしたまま、高いパフォーマンスを維持
- XTS-AES-256暗号化とハードウェア加速RAID-6によるデータ保護
- Apple / Googleの位置情報ネットワークに対応したFind My / Find Hub
- 2.1インチ(約5.3cm) E-paperディスプレイによるデジタルラベル
- USB-Cによる幅広い機器との接続に対応
特長
大容量
4TB / 8TBの容量モデルをラインアップ。ノートPC向け最大級の内蔵SSDに匹敵する大容量を、ポータブルサイズで持ち運べる。
ファンレス冷却
2基の AirJetモジュールによる独自のファンレス冷却機構を採用。静音性と高効率を両立し、従来のポータブルSSDを超える持続性能を支える。
持続性能
高負荷なワークフローでも、一般的なPro SSDを上回る持続性能を発揮。暗号化と内部RAID保護を常時有効にしたまま、高いパフォーマンスを維持する。
デジタルラベル
2.1インチ(約5.3cm) E-paperディスプレイで表示内容を自在にカスタマイズが可能。電源オフ時でも表示を保持し、未接続の状態でも最長5年間視認できる。
幅広い接続性
USB-Cにより、スマートフォン、タブレット、カメラ、PCなど幅広い機器に対応。USB 2.x / 3.x / USB4 / Thunderbolt接続を自動判別し、最大40Gb/sで動作する。
高精度アルミニウム筐体
トリプルアルマイト処理を施した削り出しアルミ筐体を採用した。上質なデザインと堅牢性を両立し、屋内外や撮影現場での使用に対応する。
複数コンテナ
iodyne独自のコンテナ技術に対応。1台の物理ストレージを複数の論理ブロックに分け、異なるファイルシステムで運用できる。
Find My / Find Hub
Apple / Googleの位置情報ネットワークに対応した追跡機能を内蔵。保有機材の管理はもちろん、紛失時や輸送中の所在確認にも活用できる。
Device Passkeys
パスワードやPINコードに代わる、安全なパスキーに対応する。複数の承認ユーザーが、それぞれの端末上で個別に安全な認証を設定できる。
NFC – Tap to Unlock
PC接続時のロック解除に加え、スマートフォンをかざしてアンロック可能。一時的に別のPCやカメラへアクセスを許可したい場面にも柔軟に対応する。
データの耐久性とセキュリティ
XTS-AES-256暗号化とハードウェア加速RAID-6を標準搭載。内部NANDフラッシュに障害が発生した場合でも、データ保護を継続できる設計である。
Workflow Metadata
デジタルラベルや保存データに加えて、Workflow Metadataも保存可能。日時、プロジェクトコード、配送先などを記録し、他ツールとの自動化連携にも活用できる。
エンタープライズITとスタジオのための Fleet Management
iodyne Cloudの新しいFleet Managementサービスを使えば、プロジェクト単位で複数のPro Miniをまとめて管理・設定できる。デジタルラベルやコンテナの設定、承認ユーザーの一覧、そのほかのデバイス設定も一元管理でき、複数のPro Miniに対してワンクリックで適用可能である。
さらに、Pro MiniやPro Dataはもちろん、すでに使っている他社製デバイスを含めたストレージ資産全体の管理にも対応する。
Fleet Management Enterpriseサブスクリプションを追加すれば、Oktaのようなシングルサインオン(SSO)との連携や、現場にあるPro Miniのリモート管理も可能になる。
iOSアプリ「EDGE」
ドライブに保存されたWorkflow Metadataを確認できるほか、稼働中のドライブをリアルタイムWatchlistに追加することで、ワークフローの進行状況をドライブからスマートフォンへリアルタイムに通知できる。
ワークフロー開始後は、進行状況を確認しながら、撮影現場でほかの作業を並行して進めることができる。