コダック・モーション・ピクチャーは、2026年のカンヌ国際映画祭において、コダックフィルムで撮影された20作品を紹介した。そのうち7作品がパルム・ドール賞を争うコンペティション部門に出品されており、ロドリゴ・ソロゴイェン監督の「EL SER QUERIDO」(「The Beloved」)、マリー・クロイツァー監督の「GENTLE MONSTER」、ラースロー・ネメス監督の「MOULIN」、ハビエル・アンブロッシ&ハビエル・カルボ監督の「LA BOLA NEGRA」(「The Black Ball」)、ジェームズ・グレイ監督の「PAPER TIGER」、是枝裕和監督の「箱の中の羊」、そしてアイラ・サックス監督の「THE MAN I LOVE」が含まれる。フィルムで撮影された3作品が「ある視点」部門で上映され、さらに10作品が「監督週間」および「批評家週間」で上映される。
コダック・モーション・ピクチャーの責任者であるヴァネッサ・ベンデッティ氏は、次のようにコメントしている。
ベンデッティ氏:今年のカンヌ映画祭で、再びこれほど多くのフィルム作品が上映されるのを見るのは心躍るものです。
映画祭で上映される20本のフィルム作品のうち、12本は35mm、8本は16mmで撮影されており、その中にはアダム・ニューポート=ベラが撮影を担当したジョーダン・ファーストマン監督の「CLUB KID」を含む3本の長編デビュー作が含まれています。また、今シーズンの賞レースにおいて「ONE BATTLE AFTER ANOTHER」、「SINNERS」、「SENTIMENTAL VALUE」といったフィルム作品が成功を収めたことに続き、パルム・ドール賞を争う7作品が選出されたことは、フィルム撮影が他とは一線を画すものであることを改めて裏付けています。
コダックは、今年の映画祭に選出された映画制作者の皆様を心より祝福いたします。皆様の芸術的なビジョンを具現化するお手伝いができたことを光栄に思います。
2026年5月12日から23日まで開催されるカンヌ国際映画祭の公式選出作品として、コンペティション部門に出品される、または上映されるフィルム撮影作品の全リストは以下の通り。
コンペティション部門
- 「EL SER QUERIDO」 監督:ロドリゴ・ソロゴイェン、撮影:アレハンドロ・デ・パブロ(35mm/ハイブリッド)
- 「THE MAN I LOVE」 監督:アイラ・サックス、撮影:ジョゼ・デシェ(35mm)
- 「MOULIN」 監督:ラースロー・ネメス、撮影:マティアス・エルドリー(35mm)
- 「GENTLE MONSTER」 監督:マリー・クロイツァー、撮影:ジュディス・カウフマン(35mm)
- 「箱の中の羊」 監督:是枝裕和、撮影:近藤龍人(35mm)
- 「LA BOLA NEGRA」 監督:ハビエル・アンブロッシ&ハビエル・カルボ、撮影:グリス・ジョルダナ(35mm)
- 「PAPER TIGER」 監督:ジェームズ・グレイ、撮影:ホアキン・バカ=アサイ(35mm)
「ある視点」部門
- 「CLUB KID」 監督:ジョーダン・ファーストマン、撮影:アダム・ニューポート=ベラ(35mm) デビュー作
- 「TEENAGE SEX AND DEATH AT CAMP MIASMA」 監督:ジェーン・シェーンブラン、撮影:エリック・ユエ(35mm)
- 「すべて真夜中の恋人たち」 監督:岨手由貴子、撮影:Yasuyuki Sasaki(16mm)
カンヌ・プレミア
- 「MARIAGE AU GOÛT D’ORANGE」 監督:クリストフ・オノレ、撮影:ジャンヌ・ラポワリー(35mm)
批評家週間 – コンペティション部門
- 「SIX MONTHS IN THE PINK AND BLUE BUILDING」 監督:ブルーノ・サンタマリア・ラゾ、撮影:フェルナンド・エルナンデス・ガルシア(16mm)
批評家週間 – 特別上映
- 「ADIEU MONDE CRUEL」 監督:フェリックス・ド・ジヴリー、撮影:タラ=ジェイ・バンガルター | クロージング作品(16mm)
短編映画
- 「SKINNY BOTTINES」 監督:ロマン・F・デュボワ、撮影:メナド・ケスラウイ(16mm)
- 「VATERLAND」 監督:ベルトルト・ワジュディ、撮影:ノア・ベーム(16mm)
監督週間 – 長編コンペティション
- 「ATONEMENT」 監督:リード・ヴァン・ダイク、撮影:ジョン・ピーター | 初長編作品(16mm)
- 「CLARISSA」 監督:アリー・エシリ&チュコ・エシリ、撮影:ジョナサン・ブルーム(35mm)
- 「DOUBLE FREEDOM」 監督:リサンドロ・アロンソ、撮影:コビ・ミグリオラ(35mm)
- 「I SEE BUILDINGS FALL LIKE LIGHTNING」 監督:クリオ・バーナード、撮影:サイモン・ティンダル(16mm/ハイブリッド)
- 「LOW EXPECTATIONS」 監督:エイヴィンド・ランズヴィク、撮影:アンドレアス・ビョルセス | 初長編映画(16mm)