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株式会社音響ハウスは、オンライン編集室「Edit 5」を、DaVinci Resolveを核とした本格的なグレーディング環境と、Adobe Premiere Pro/After Effectsによる編集環境を融合したハイブリッドシステムを装備した「Edit 5 :color」にリニューアルした。

コンソールの配置や照明器具、壁材など、クリエイターの居住性を極限まで追求した空間設計で、クライアント試写まで一貫して行える環境を提供する。コンセプトは"次世代のTHE STANDARD"。同社が53年間積み重ねてきた現場主義と、"常に進化し続けるスタジオ"としての姿勢を強く反映させたという。

同社初のハイブリッド専用ルーム

これまで、機材の差し替えによってDaVinci ResolveとPremiere Proの併用は可能だったが、標準環境として両アプリケーションを常設したハイブリッド専用ルームを開設した。カラリストが色を詰めながら、隣でエディターが編集やエフェクトを進め、その受け渡しをシームレスに行い、同じ空間で監督やプロデューサー、エディター、カラリスト、そしてクライアントが「作品」を共有する距離感を目指したとしている。

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DaVinci ResolveとPremiere Proは、個別のMacに搭載したことで、スムーズかつ安定した両アプリケーションの同時運用を実現している。また、持ち込み機材にも柔軟に対応し、Autodesk Flame等との同時運用も可能だ。

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リモートプレビュー環境も強化を図り、iPhoneやiPadを使ったリアルタイム確認が可能になり、OTTなどWebコンテンツ制作への対応力向上を図った。

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徹底したクリエイティブな空間設計

壁材や照明まで、"クリエイティブな空間設計"に徹底的にこだわったという。

壁材は、反射率をコントロールし、グレーディング時の色判断へ影響を与えない環境を構築するために18%グレーを基準とした珪藻土の塗り壁を採用。また、DaVinci Resolveのモニター配置を工夫することで、クライアントモニターの光が色判断へ影響しないレイアウトにした。

照明設計も面的に刷新し、季節や時間によって移ろう自然光の明るさや色、色温度の変化を再現する株式会社遠藤照明の照明システム「Synca」を採用。従来のLED照明より遥かに広い色温度をカバーし、日の出やろうそくの光(1,800K)から、青空を思わせる光(12,000K)まで幅広い光を再現できる。従来の調光調色に比べて黒体放射軌跡に近い自然な光を再現し、標準昼光光源相当の6,500Kにおいて約Ra95の高い演色性を実現、あらゆる色温度帯でも約Ra92の高い演色性を実現している。

色の違いによって変化する「見え方の好ましさ」をリモコン操作1つで自在に調整可能で、WELL認証の基準にも適合している。光源が直接視界に入らず、色温度の数値管理ができるシステムを導入することで、グレーディング時の色再現性に配慮した。

室内にはX-Riteのライトブースを導入し、商品の実物色確認など広告制作におけるカラーマネジメント用途にも対応する。作業卓・床材は、ともに北海道北見市の木工・建材メーカー「株式会社北樹」によるもので、作業に集中できるように質感や色にもこだわった仕上げとなっている。

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また、同社は「実質再生可能エネルギー比率100%」のクリーンな電力を使用している。環境にも配慮した高い品質で、ものづくりをサポートするとしている。