ソニーマーケティング株式会社は、ソニーのグループ会社であるHawk-Eye Innovations(ホークアイ)が提供する、スポーツ中継向けのインスタントリプレイサーバー「HawkREPLAY(ホークリプレイ)」および、アセットマネジメントサーバー「HawkNEST(ホークネスト)」の国内での販売を、2026年7月7日(火)から開始することを発表した。
HawkREPLAYは、複数のカメラ映像を統合した多角的なスロー再生が可能なリプレイサーバー。決定的なシーンを印象的に伝えるリプレイ映像により、スポーツコンテンツの付加価値を向上する。また、マルチアングルの複数映像をフレーム単位で同期したスロー再生が可能なため、審判判定の支援にも活用できる。
HD(ハイビジョン)/4Kの画質と、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)/HDR(ハイダイナミックレンジ)の映像出力に対応し、HDでは最大8倍速、4Kでは最大4倍速のスロー再生が可能。IPおよびSDIインターフェースに対応し、既存の制作環境に合わせて利用できる。運用に慣れていないオペレーターでも直感的に操作しやすいインターフェースを備え、タッチパネルでの操作や、よく使う機能をあらかじめボタンに登録できるコントローラーに対応する。
HawkNESTは、映像素材やクリップ、プレイリストを管理するアセットマネジメントサーバー。同一システム内の素材の一元的な管理に加えて、HawkNEST上で直接映像素材を編集できる機能や、効率的な素材管理と二次利用を実現する「スケジュールトランスコード機能」、「ルールコンフィギュレーター機能」などに対応する。
「スケジュールトランスコード」機能は、動画データ形式の変換を指定した日時に実行する機能。サーバーへの負荷や時間のかかるデータ変換を業務時間外に自動的に行ったり、収録中のデータをグローイングファイル転送し、すぐに編集作業に入れるようにスケジューリングするなど、映像制作に関わる作業の負担を削減する。「ルールコンフィギュレーター機能」は、あらかじめ指定した条件に基づいて素材をインポート・エクスポートできる機能。試合後に投稿するSNS用の動画といった定常的に使う素材のフォルダー分けを自動化するなど、より効率的な映像制作を支援する。
HawkREPLAYおよびHawkNESTは、サブスクリプション形式で販売する。8チャンネルまたは16チャンネルのHawkREPLAYサーバーとコントローラーのセットをベースに、HawkNESTやリモートオペレーション用のゲートウェイサーバー、倍速対応ライセンス、4K対応ライセンスなどをオプションとして月額料金で提供する※。ハードウエアへの初期投資が不要となるほか、必要なオプションだけを選んで契約できるため、導入コストを低減できる。
また、機能追加はソフトウエアアップデートで提供する。ハードウエアを買い替えることなく、最新の機能をいち早く利用可能。ハードウエアのメンテナンスやサポート、ソフトウエアアップデートはソニーマーケティングにて実施するため、メンテナンスコストも抑えてサービスを利用できる。
※契約期間は1年間
基本料金
- HawkREPLAY(8チャンネル SDI)、コントローラー:月額245,000円~(税込)
- HawkREPLAY(16チャンネル SDI)、コントローラー:月額280,000円~(税込)
構成例
- HawkREPLAY(16チャンネル SDI)、コントローラー、HD 4倍速:月額332,500円(税込)
ソニーマーケティングはHawkREPLAYおよびHawkNESTの国内展開を通じて、スポーツコンテンツの付加価値を向上させることを目指して、株式会社TBSアクトと戦略的パートナーシップを締結している。より高度な運用への対応やオペレーター育成のため、TBSアクトの協力による定期的な講習を実施するなど、国内スポーツ産業の活性化を支援していくとしている。