Blackmagic Designは、Fairlight Liveの正式版をリリースした。Fairlight Liveは放送およびライブイベント用に開発された新しいソフトウェアベースオーディオミキサーだ。同社ウェブサイトから無償でダウンロード可能。
最新のMacおよびWindowsコンピューターで使用する場合、何千ものチャンネルを容易に処理できる。Fairlight Liveは、ステレオ、サラウンドサウンド、イマーシブオーディオをネイティブでサポートしており、サードパーティ製プラグインのサポート、AFL/PFLソロ、トークバックに加え、リモートゲインやデュアル入力を含む高度な入力コントロールなどのパワフルな機能を搭載している。
また、キュープレーヤー、スナップショット、内部マトリックスなどにも対応する。USBを介したATEM Miniスイッチャーとのオーディオルーティングをサポートしており、複数のシステムを稼働して、複数のユーザーが同時に使用したり、あるいは完全な冗長性を確保したりすることが可能だ。
追加・更新された機能は以下の通り。
主な機能
- ハイエンドのライブオーディオ用のフル機能を搭載したソフトウェアベースの放送ミキサー
- 多様なフォーマットと複雑なミックスに対応した数百のチャンネルをサポート
- モノ、ステレオ、LCR、5.1サラウンド、イマーシブ、ASAFに対応
- macOSおよびWindowsの両方で、低遅延の操作が行えるように最適化
- USB経由でATEMに直接接続でき、自動テンプレートをサポート
- スタンドアロンでの使用、Fairlight LiveパネルやMCUコンソールとの使用をサポート
- Core Audio、ASIO、ST 2110インターフェースと互換
- サラウンド、イマーシブ、空間オーディオワークフローをネイティブサポート
- スナップショットでミキサーの状態を保存し、ライブパフォーマンス中に呼び出し可能
- リハーサルやキャリブレーション用のバーチャルサウンドチェックの個別収録に対応
- サウンドエフェクトやスティンガー用のキュープレーヤー
- ネイティブ、AU、VSTプラグインを幅広くサポート
- iOSおよびAndroidタブレットのリモートコントローラーをサポート
放送用&システム機能
- 安定した生放送およびライブプロダクション用に最適化
- 放送中に誤ってコントロールを変更することを防ぐオンエアモード
- USBを介したATEMへの直接のルーティング、オーディオ入出力、AFVコントロール
- Audio Follow Videoでは、スイッチャーのビデオのトランジションに合わせてオーディオフェードが同期
- ミックスマイナスバスは、リターンフィードから解説者の声を除去
- 特定のキュー中も通信を維持するトークバック機能
- 代わりの冗長入力を瞬時に選択できるA/B入力
- キャリブレーションおよびテスト用の内部信号ジェネレーター
バスの種類
- 数十のメイン出力ミックスをサポート
- サブミックスグループはダイレクトパッチおよびポストフェーダーに対応
- Auxミックスグループは、プリフェーダーおよびポストフェーダーに対応し、レベルとパンの調整が可能
- トークバックグループ用に完全なミックスマイナスに対応
チャンネルストリップ&処理
- A/B入力選択、リモートゲイン、ソースパッチング、全体的なレベル管理
- コンプレッサー、ゲート、エクスパンダー、リミッターの統合
- 各チャンネルに統合された専用の6バンドのイコライザー・インターフェース
- 高解像度のレベルおよびダイナミクスメーター表示
- 専用のフェーダー、パン、選択、ミュート、ソロコントロール
- 統合された1D、2D、3Dパンイマーシブワークフローに対応
- アンビソニックチャンネルのレベルインジケーター用のモノ・パワーメーター
- 4つのスロットに対応し、各チャンネルで最大24プラグインを使用できるChainFX
- フェーダーフリップコントロールでフェーダーハードウェアをAux、マトリックス、ミックスマイナスセンドのいずれかに再割り当て
- 唇の動きにマッチさせるためのゲインおよびディレイの入力管理
- 複数のチャンネルを単一のフェーダーでコントロールできるVCAグループ
モニタリング&ソロロジック
- プリフェーダーとポストフェーダーの信号をモニタリングできるAFLおよびPFL
- フェーダーの位置に応じた高度なソロ機能に対応したハイブリッドおよびバックストップPFL
- ソロインジェクトおよびアウトにより、エンジニアのモニタリング用に専用のルーティングが可能
ルーティング&ミキシング
- 独立したモニターミックス用のAuxおよびサブルーティング
- レベル、パン、プリフェーダー、ポストフェーダー切り替え用のセカンダリーダイアログ
- ソロおよびミュートでチャンネルを瞬時に分離または無音化
- Audio Follows Video用のカメラ番号選択
- スタジオおよびコントロールルームでのモニタリングサポート
- ラウドネスメーターおよびシステムステータス・コントロール
チャンネルレイアウト&UI
- 色、数字、名前による視覚的なチャンネル識別
- 名前変更、再フォーマット、並び替え用の完全なチャンネルインデックス
- ASAFコントロールなどのオーディオパラメーターコントロール用のインスペクタ
- すべての信号レベルを高い視認性で確認できるメーターブリッジ
- イマーシブオーディオ用のパワーメーターを含む、信号レベルメーター
トークバック
- 多機能かつ柔軟なトークバック機能
- 出演者やスタッフとの通信用の統合されたトークバックルーティング
- あらゆるチャンネルと直接会話可能
- クリーンフィードバスのすばやいインスタンス化および除去用のミックスマイナス
- 4つの独立したトークバックグループ用のステータスインジケーター
操作モード
- 通常のミキサー操作用のプライマリーモード