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今回認定された世界初の手ブレ補正搭載ビデオカメラ「PV-460」

パナソニック ホールディングス株式会社が1988年に世界で初めて実用化した手ブレ補正搭載ビデオカメラ「PV-460」が、IEEEマイルストーンに認定された。これを受け、2026年7月9日、同社の研究・開発の中核拠点であるTechnology CUBEにて、認定銘板の贈呈式が開催された。

パナソニックグループの業績がIEEEマイルストーンに認定されるのは、2014年の「日本の一次・二次電池産業の誕生と成長、1893年~」以来、2回目である。

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IEEEとは

IEEEは、米国に本部を置く世界最大規模の電気・電子・情報・通信分野の技術者団体である。世界190カ国以上に48万人を超える会員を擁する。

IEEEマイルストーンは、電気・電子・情報分野の画期的なイノベーションのうち、実用化から25年以上が経過し、地域社会や産業の発展に多大な貢献を果たした歴史的業績を認定する制度として、1983年に創設された。2024年までに世界で約250件の業績が認定されており、パナソニックグループは「日本の一次・二次電池産業の誕生と成長、1893年~」で、他社とともに2014年に認定された。このほか、アレクサンダー・グラハム・ベルの電話、ボルタの電池、東海道新幹線、トヨタ「プリウス」などが認定されている。

認定業績と式典の概要

PV-460は、1988年に米国で発売された世界初の手ブレ補正搭載ビデオカメラである。小型化した振動ジャイロセンサーと光学補正機構を組み合わせることで、手ブレによる画面の揺れを低減した。

その後、この技術の基本特許は国際的に幅広くライセンス供与され、フィルムカメラやデジタルカメラ、スマートフォンなど、各種映像機器における標準機能へと発展した。その技術的・歴史的価値が国際的に評価され、今回の認定にいたった。

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IEEEから贈呈された銘板

現在も、パナソニックは手ブレ補正のパイオニアとして、その技術を進化させ続けている。デジタルカメラ「LUMIX」をはじめとするパナソニックのイメージング機器では、精細な静止画撮影と安定した動画撮影の両面を支援する重要な機能として、幅広い機種に手ブレ補正を搭載している。写真や映像に高いクオリティーを求めるユーザーからも高い評価を得ている。

式典では、2020年IEEE会長の福田敏男氏(名古屋大学名誉教授)から、パナソニック ホールディングス株式会社の執行役員でグループCTOを務める小川立夫氏に銘板が贈呈された。小川氏は、「本認定を単なる顕彰にとどめるのではなく、次の技術創出への出発点とし、これからも社会に新たな価値を提供し続けていきたい」と述べた。