フォーミュラEとゼンハイザーは、複数年にわたるパートナーシップを発表した。本パートナーシップにより、ゼンハイザーはフォーミュラEのオフィシャルサウンドプロバイダーに就任する。
この提携により、ABB FIA フォーミュラE世界選手権では、ゼンハイザーのプロフェッショナル向けオーディオソリューションと、先進的なイマーシブオーディオ技術「AMBEO(アンベオ)」が世界各地で開催されるシリーズ全体に導入される。これにより、電動レースの興奮、熱量、感動を新たな形で体験できるようになる。
初の完全電動FIA世界選手権であるフォーミュラEは、スポーツテクノロジーにおけるイノベーションを牽引し続けている。本パートナーシップを通じて、フォーミュラEとゼンハイザーは、高度な音声収録からエンコードまでのワークフローを活用し、あらゆるデバイスで視聴するファンに、より没入感のある体験を届ける方法を探求していく。
フォーミュラEは、ゼンハイザーの専門性を活用して「GEN4(第4世代)」時代ならではの独自かつ高性能なサウンドスケープを捉え、ライブスポーツ中継とファンエンゲージメントにおける新たな世界基準の確立を目指すとしている。
フォーミュラEのCTOであるダン・チェロウブライアー氏は、次のようにコメントしている。
チェロウブライアー氏:イノベーションとテクノロジーはフォーミュラEの中核であり、ゼンハイザーは、私たちの選手権における音のあり方を re定義する理想的なパートナーです。ゼンハイザーのプロフェッショナル向けオーディオ技術とワークフロー、特にイマーシブオーディオのエコシステムである「AMBEO」は、レースにおけるサウンドの未来を探求するうえで大きな可能性をもたらします。
本パートナーシップは、実世界のオーディオイノベーションを実用につなげる重要な実証であり、自然で立体的なサウンドを通じて、ファンにレースの迫力をより身近に届けます。
ゼンハイザーグループCEOのアンドレアス・ゼンハイザー氏は、次のようにコメントしている。
ゼンハイザー氏:フォーミュラEは、真に意義のあるイノベーションが生まれる環境そのものです。ゼンハイザーでは、先進的なオーディオ技術を実用的な現場へ届けることを目指しています。本パートナーシップは、レースにおけるサウンドの役割を見直す、非常に刺激的な機会です。優れた映像には、それにふわさしい魅力的なサウンドが必要です。
私たちは、車載音響やコースサイドのダイナミックなサウンドスケープを通じて、このスポーツならではの独自の音響的な個性を形づくれると考えています。最終的に、このパートナーシップは、学び、探求し、ライブスポーツの体験のあり方を未来に向けてともに形づくっていくことを目的としています。
同パートナーシップにおける技術協業は、フォーミュラEの放送およびサーキット運営との緊密な連携に重点を置いている。本パートナーシップにおける重要なイノベーションの原動力となるのが、ゼンハイザーのイマーシブオーディオ技術およびソリューションエコシステムである「AMBEO」だ。
ゼンハイザーで「AMBEO」のマネージャーを務めるカイ・デトレフセン氏は、次のようにコメントしている。
デトレフセン氏:「AMBEO」は、自然で立体的な音の収録、処理、再生を可能にし、より没入感が高く、感情に訴えかけるリスニング体験を支えます。フォーミュラEにおいて、「AMBEO」ソリューションは、自宅で観戦するファンに、ダイナミックなレース環境や応援するチームを、これまで以上により身近に感じられるようにするでしょう。
同パートナーシップは放送分野にとどまらず、フォーミュラEの会場内ファンゾーンやVIPホスピタリティエリアにおける体験の向上にも貢献するとしている。これにより、フォーミュラE選手権がスポーツエンターテインメントにおける最先端の体験であり続けることを支えていく方針だ。