株式会社シグマは、ラージフォーマット対応シネレンズ「Aizu Prime Line」に新たに追加する「21mm T1.3 LF」「100mm T1.3 LF」「125mm T1.3 LF」を発表した。2026年11月に発売予定で、希望小売価格は各税込1,980,000円。
※ 製品の外観、仕様などは変更することがある。
映像表現を広げるT1.3の明るさ
開放T1.3による浅い被写界深度とボケ表現
T1.3の明るさにより、浅い被写界深度と豊かなボケを生かした撮影が可能。背景をぼかして被写体を際立たせることで、立体感や奥行きのある映像表現に対応する。
シネマ専用設計による描写
ラインアップのすべてにシネレンズ専用設計の光学系を採用。現代的なシャープネスを保ちながら、硬さを感じさせないオーガニックな描写を特徴としているという。また、ディストーションやフォーカスブリージングを抑制し、撮影中のフォーカス操作を伴うシーンでも安定した描写を目指している。
18mmから125mmまで全12本を展開予定
Aizu Prime Lineは、18mmから125mmまで全12本の焦点距離をカバーするシステムとして展開予定。2025年に発売した25mm、27mm、32mm、35mm、40mm、50mm、65mm、75mmの8本に続き、今回21mm、100mm、125mmの3本を追加する。これにより発売済みおよび発売予定のラインアップは11本となり、残る18mmを加えて全12本がそろう計画だ。
ラインアップ間で統一されたルック
カラーバランスやコントラスト、フレア、ゴーストの特性に至るまで、ラインアップ間でルックの統一を図っている。18mmから125mmまでの幅広い焦点距離において一貫した描写を目指し、レンズ交換を伴う撮影でもシーン間のルックをそろえやすい設計としている。
φ46.3mmのイメージサークル
φ46.3mmのイメージサークルにより、フルフレームやSuper 35に加え、ARRI ALEXA LF Open GateやVistaVisionなどのラージフォーマットでの収録にも対応する。
クローズアップ撮影にも対応
Aizu Prime Lineは最短撮影距離にも配慮して設計されており、被写体に近づいたクローズアップ撮影にも対応する。浅い被写界深度と組み合わせることで、被写体を際立たせた映像表現が可能としている。
現場の要求に応える機動力と操作性
T1.3と機動力を両立
ラージフォーマット対応で開放T1.3の明るさを確保しながら、機動性にも配慮した設計を採用。ドリーやステディカム、ジンバル、ハンドヘルドなど、さまざまな撮影スタイルでの運用を想定している。
操作性と堅牢性を考慮した設計
プロフェッショナルの撮影現場を想定し、操作精度や堅牢性、メンテナンス性に配慮した設計を採用している。広いフォーカスリングの回転角や、均一なピッチで設計された絞りリングなど、機構設計にはSigma High Speed Primeシリーズで培った技術と経験を生かしているという。
PLマウント用はCooke /i + ZEISS eXtended Dataに対応
PLマウント用は、Cooke /i + ZEISS eXtended Dataに対応する。撮影時にリアルタイムでレンズ情報を取得できるほか、レンズのディストーションやシェーディング補正データを含む出力にも対応し、VFXを含むポストプロダクションのワークフロー効率化に寄与するとしている。