ARRIとHONORは、「HONOR Magic9 Pro Max」の発売により、シネマティック・イメージング・パートナーシップにおいて新たな一歩を踏み出したことを発表した。ARRIイメージサイエンスの厳選された要素を統合し、本体およびパッケージにARRIのブランドロゴを掲げる新しいフラッグシップモデルは、両社のコラボレーションを製品レベルで初めて可視化したものだという。

先日発表された「HONOR Robot Phone」に続き、「HONOR Magic9 Pro Max」は、同提携をフラッグシップモデルである「Magicシリーズ」へと拡大した。さらに多くの「ARRI Looks」を追加し、「ARRI Look Library」へのアクセスも提供することで、HONORのモバイルイメージングポートフォリオにおけるARRI Image Scienceの確立をさらに推進するとしている。

ARRIの最高製品責任者(CPO)であるデビッド・バーマッハ氏は、次のようにコメントしている。

バーマッハ氏:HONOR Magic9 Pro Maxは、新進気鋭の撮影監督たちに、クリエイティブな道のりの早い段階からARRIブランドを紹介する機会を与えてくれます。

ARRIのイメージサイエンスや、撮影からポストプロダクションにいたるまでよりシネマティックな映像制作パイプラインへのアクセスを提供することで、私たちはARRIが1世紀以上にわたり掲げてきた理念――クリエイティブなビジョンを実現するためのツール、ワークフロー、専門知識を通じて、インスピレーションあふれる映像を生み出すこと――をさらに広げていきます。

ARRIのブランドが製品体験の一部に

HONOR Magic9 Pro Maxの大きな特徴は、ARRIのブランドが物理的な製品体験の一部となり、本体とパッケージの両方にARRIのロゴが施されている点だ。この共同ブランディングは、デザインの細部にいたるまで及んでおり、例えば、スマートフォンのカメラの横に、精密かつ小型化された再現に最適化された専用のARRIロゴが配置されている。したがって、このデバイスは単なる技術の統合にとどまらず、ARRIのプロフェッショナルな映像技術の伝統とHONORのプレミアムなモバイルプラットフォームを視覚的に結びつける、映画のような画質を体現した共同ブランディングの成果だとしている。

モバイルシネマワークフローにおけるARRIイメージサイエンス

HONOR Magic9 Pro Maxは、撮影、カラーマネジメント、リアルタイムプレビュー、仕上げの各工程において、ARRIイメージサイエンスの厳選された要素を統合している。ARRI Wide Gamut 3カラースペースでのネイティブARRI LogC3記録は、ポストプロダクションに向けて、より多くの有用なハイライト、シャドウ、および色情報を保持するように設計されており、ARRI Looksにより、クリエイターは撮影のその場で独自のビジュアルスタイルをプレビューできる。同デバイスは、デュアル200MPカメラと「HONOR Imaging Chip H1」、APV 10ビット 4:2:2記録、シネマティック動画機能、シネマティック指向性マイク、さらに「HONOR Teleconverter G200」、「HONOR Teleconverter G500」、「HONOR SmallRig Mobile Video Kit」などのオプションの制作用アクセサリーを組み合わせることで、モバイルでの撮影からプロフェッショナルなポストプロダクションにいたるまで、より一貫性のあるワークフローを実現するという。

ARRIのコンテンツ制作分野への進出における次のステップ

今回の発売は、ARRIが確立した映画およびライブエンターテインメント事業に加え、コンテンツ制作分野への進出を後押しするものだ。モバイルデバイスが、ブランドコミュニケーション、ソーシャルコンテンツ、ドキュメンタリー制作、そして日常的なビジュアルストーリーテリングの中心となる中、同提携により、スピード、アクセシビリティ、そして映画のような画質がますます一体となることが求められる分野に、プロフェッショナルな映像技術の原則がもたらされるという。

HONOR Magic9 Pro Maxは、まず中国で発売され、その後まもなく他の市場でも順次発売される予定。製品の仕様、価格、カラーバリエーション、メモリ構成、販売チャネル、およびその他の市場情報については、HONORより別途発表される。