Blackmagic Designの発表によると、タウソン大学卒業生で元米海兵隊員の映画制作者マシュー・マクドネル氏が、Blackmagic Design製品でキャリアを築いているという。
マクドネル氏は、よくある経歴から表現の世界に入ったわけではない。米海兵隊で機関銃手を務め、偵察を専門とするスカウト・スナイパー小隊に所属していた同氏は、野外で高性能なデジタル一眼レフカメラと望遠レンズを使用して遠距離の映像を撮影する中で、初めてフレーミングの技術を学んだ。
マクドネル氏:当時は気づきませんでしたが、シャドウ、コントラスト、光の調整など、学ぶことすべてが映像制作者になるための訓練でした。
2018年に軍隊から退いた後、マクドネル氏はメリーランド州のボルチモア近郊にあるタウソン大学に入学した。一人のカウンセラーが同氏に映画制作の道を勧め、それが同氏の人生を変えた。
マクドネル氏:撮影監督についてもカラリストについても何も知りませんでした。しかし、撮影技術や照明、カラーグレーディングの世界を知った途端、すっかり夢中になりました。制作工程全体の虜になってしまったのです。
タウソン大学のフィルム・オーディオ・メディアアーツ学科で、マクドネル氏は実践的な映像制作に基づいた授業に没頭し、すぐにBlackmagic Designのツールに傾倒していった。同氏が受けた実地訓練は、DaVinci Resolve Studioを中心としたものであり、上級撮影クラスではBlackmagic URSA Mini Pro 12KおよびBlackmagic URSA Mini Pro 4.6K G2デジタルフィルムカメラが使用された。
マクドネル氏:タウソン大学のプログラムは、実際の制作現場のソリューションを基盤としています。理論を学ぶだけでなく、プロの制作現場と同じツールを使用していました。
スタジオから撮影現場、そしてステージへ:あらゆる撮影環境に対応するBlackmagic Designカメラ
現在でもマクドネル氏は、自身の担当する物語、コマーシャル、企業ビデオ、スタジオ撮影のすべてにおいて、Blackmagic Designカメラの画質、安定性、デザインを信頼して使用し続けている。
マクドネル氏:大規模な撮影でも、移動式の撮影でも問題ありません。また、Blackmagic RAWフォーマットはDaVinci Resolve Studioに取り込む上で非常に円滑です。

前述のBlackmagic URSA Mini Pro 12KとBlackmagic URSA Mini Pro 4.6K G2、さらにBlackmagic PYXIS 6KとBlackmagic PYXIS 12KデジタルフィルムカメラをAカメラとして使用した一方で、マクドネル氏はBlackmagic Pocket Cinema Camera 4KとBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K ProをBカメラとして、あるいはジンバル撮影に使用した。
マクドネル氏:私はいつも、長時間の撮影ではBlackmagicのバッテリーグリップを追加します。軽量で持ち運びやすいのにも関わらず、大型カメラとマッチできるだけの画質があります。
ライブプロダクションやマルチカム撮影には、マクドネル氏はBlackmagic Studio Camera 6K Proを使用する。
マクドネル氏:背面のスクリーンで明確にモニタリングしながら、クリーンなタリー信号も送信できます。ライブ環境に最適ですね。
またマクドネル氏は、ロケハンやプリビズにBlackmagic Cameraアプリを使用しており、実際の撮影を開始する前に、カメラアングルや構図を確定するのに役立てている。
カラーグレーディングを理解する撮影監督
ポストプロダクションにおいて、同氏のワークフローの中核となるのはDaVinci Resolve Studioだ。マクドネル氏が初めてその性能を知ったのは、タウソン大学の名誉教授デイブ・ライス博士が教えるカラーコレクションのコースだった。
マクドネル氏:この授業を通して、カラーグレーディングによってストーリーテリングをいかに高められるかに気づかされました。DaVinci Resolve Studioは仕上げ専用のツールではありません。創造するツールなのです。
その後、マクドネル氏はこの授業にティーチングアシスタントとして再び参加するよう招かれ、DaVinci Resolve Mini Panelを使用した高度なカラーグレーディング技術を学生たちに指導した。
マクドネル氏:DaVinci Resolve Mini Panelは、グレーディングをより触覚的かつ直感的なプロセスにしましたね。手で色を塗るような感覚です。映像を、見るだけではなく、感じるのです。

ポストプロダクションの専門知識を深めているマクドネル氏だが、自分はフルタイムのカラリストではないと強調する。
マクドネル氏:私が目指すのは、撮影監督としてのキャリアです。しかし、撮影監督はカラーについて理解しているべきです。ポストプロダクションの工程について理解が深まるほど、現場でより賢く撮影できるからです。そして、カラリストが作業しやすくなるような撮影が行えます。これは非常に重要なスキルで、私はすっかりその魅力に取りつかれています。
マクドネル氏は、現在も短編映画やリール、フリーランスのプロジェクトでカラーグレーディングを手がけており、撮影とカラーグレーディングの両方を担当することも多い。
マクドネル氏:制作とポストプロダクションの両方に携わることで、作業のスピードが上がり、他の人との連携もスムーズになり、よりクリエイティブになりました。
マクドネル氏は、ワークフローのあらゆる工程でDaVinci Resolve Studioを使用しており、DaVinci Resolve for iPadによる外出先での編集や、Blackmagic Cloudを介したシームレスな共同作業も行っている。
マクドネル氏:場所を問わずラフカットやカラー調整を行い、すべてをメインのシステムに同期できるのは画期的なことです。
創造性と精密さ
退役軍人であるマクドネル氏は、映画制作は軍を離れていく人々に適した分野だと考えている。
マクドネル氏:撮影の計画を立てるのは、作戦を計画するのと似ています。チームワーク、適応力、ロジスティクス。どれも同じ能力が求められます。Blackmagic Designのツールを使用すれば、そうした創造性と緻密さを両立できます。
卒業からわずか1年で実社会でのキャリアをスタートさせたマクドネル氏は、タウソン大学の教育とBlackmagic Designのツールの導入しやすさが、その実現に役立ったとコメントしている。
マクドネル氏:Blackmagic Designのツールのおかげで、より大きな夢を描き、よりスピーディーに制作し、限られた予算で映画のような品質の作品を作れるようになりました。
これらのツールによって、映画制作への取り組み方が根本から変わりましたね。
